INTERVIEW

 

2002年、新たな藤井フミヤが始動!
藤井フミヤ



NEW SG 「SEVEN WONDERS」NOW ON SALE!
NEW AL「EQUAL」ON SALE!

10年来の友人で「いつか一緒に音を作ろう」と話していた二人の夢が遂に現実のものとなった。
今まで以上にバラエティに富んだ作品が完成し、7月には待ちに待ったツアーもスタート。
ファンにとっては気になるアルバムのこと、ツアーのこと、常に新しいモノを求め、進化し続ける藤井フミヤの胸中やいかに!?

チェッカーズ時代からの旧友・屋敷豪太さんとの制作された新作「SEVEN WONDERS」ではバラエティに富んだ新境地を見せてくれたフミヤさんですが、6月には待望のアルバムリリース!10年来の友人・豪太さんとはどのような感じで楽曲が誕生していったのでしょうか?またフミヤさんにとって、どのようなメリットがありましたか?

「10年ぐらい前から、一緒にやろうといってて、ようやく今回形になった。初めはSOUL・SOULをやっていたころの、屋敷豪太のダンス・ビートがほしいなという話から、その辺は得意分野だからといっていたんだけど、屋敷豪太は屋敷豪太で、俺に対するイメージが、チェッカーズのイメージがすごいあるみたいで、出来上がってきたものはダンス・ビートというよりも、メロディックで、ポップなの。これはこれで有りだな、と屋敷豪太に乗ったわけ。始め、二人で完璧なデモ・テープを作り上げたのね。キーボードとベースとギターとコンピューターがあれば、ほとんど作れちゃうから、それをホテルに持ち込んで二人きりで作業。屋敷豪太がモスタッフの皆さん大丈夫ですから、いなくなってくださいモといって逆に誰も入れないの(笑)まあ、そこで空気観やタイトルと、大体のラインを決めてデモを作り、それを持ち帰ってもらって、今度はロンドンと東京で、データーのやり取りで仕上げていくというね。だから毎回プレゼントを開けるみたいで楽しい」

─豪太さんプロデュースと聞くと、やはりファンとしては昔のチェッカーズの姿を重ね合わせてしまうと思うのですが・・・サウンド的にはどんな感じに仕上がってますか?

「今回は、ポップなメロディーラインにおしゃれなサウンドを目指しましたね。去年はデジタルな感じだけど、今年はもう生だね。バンド・サウンドというかバンド・グルーブ。まあこれまでもライブはそうなんだけど・・。土屋昌巳さんが80年代の感じでギターを弾いてくれてるんですよ。UKでもその辺(80年代)が新しい感じしているんだろうね。アルバムとしては、シンプリー・レッドを思わせるものから、SOUL・SOULを髣髴とさせるもの。待ってました屋敷豪太というのもある。バラエティーに富んだというか、藤井フミヤのヴォーカルもヴァリエーションがあって楽しめる感じにはなっている」

─そんなアルバムを携えてのツアーがいよいよ7/17より始まります。去年の「CLUB F」では“ダンス”がキーワードになっていましたが、今年のツアーでは“PARTY”がキーワードに?どんなライブになりますか?見所を教えてください。

「自分で好きに踊るというのは忘れずに!!というのが大前提にあって・・・。あとはこの夏は、気軽にやるというのが一番のテーマかな。だから衣装もその日に着ていった私服で、みんないいんじゃないかという感じ。あとは、車を入れようと思っているんだ。初めは壊れた車を置いとくという感じだったんだ。だけどきっとスティーブが楽器にしてしまうだろうということで、それならば、ライブ中にあちこち削ってもらって、最後にはオブジェにしてしまおうというね。だからスティーブのために車を置いて、それにあわせてステージもストリートとか倉庫っぽくしようと思ってる」

─四国のファンにメッセージをお願いします!

「 四国といえば、やっぱり「うどん」、「うどん」が食べられる事を楽しみにしつつ、ツアーも中盤になってますので、より一層盛り上がっていきたいです!みんなが踊りまくれるライブになるよう、楽しみにしててください」