ウルフルズ
(サンコンJr.&ウルフルケイスケ)がやってきた!interview


2/20にはSG「笑えれば」をリリースし、3/27には待ちに待った7th AL「ウルフルズ」もリリース決定!メンバー各々の活躍も目覚しい中、サンコンJr.&ウルフルケイスケがCPのため、四国に上陸。そこで、皆さんに近況報告!待望のALやPV内容も…チョット教えちゃいます。

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●2/2、3には事務所の後輩でもあるアナム&マキのサポートメンバーとして、松山・高知ライブでキレ味抜群のドラムを披露してくれたサンコン。普段とは一味も二味も違ったライブの雰囲気…彼の心にはどう映ったのだろうか?楽しそうでしたよ!という感想に間髪入れず 「普段が楽しくないからなー?!(笑)」というケイやんの突っ込み。すかさず「(楽しかったのは)何が違うってやっぱりエレキが無いからねー。(笑)」 とサンコン。とにかく絶妙の間とコンビネーション。こんなに楽しいインタビューは久々だった。 「女の子ボーカルの後ろで、しかもウルフルズ以外でドラムを叩くのは初めて、最初は緊張しましたよ。もちろんいつも緊張してるんですけどね、現場の空気も違うし…。まずそこに慣れなーと思って。ま、違うバンドでやることによってウルフルズでやる楽曲の幅は広がるよね。だからこれを取っ掛かりじゃないですけど、誘われたらいろんな所でもやってみたいですけど。(サンコン)」 ウルフルズという枠を越えての活動は、バンドにとっても彼自身にとってもかなりのプラス。話題の言葉を借りるなら、マイナスイオン効果とでも記しておこうか。


 方やケイスケはFM高知のラジオ番組収録、お・よ・び、大好きな阪神タイガースのキャンプ見学に…。「キャンプがメインでしょ!?」何て声も飛び交う中、実はアナム&マキのライブもちゃーんとチェック済み。
「多分、僕らのライブとは違う顔してるんやろなって…見てたんですけど。やっぱり違うんやなって。(笑)(ケイスケ)」「ダメ出しされたし!!ドラムが無い方がええんちゃう?って(笑)それは冗談ですけど、やっぱりアドバイスは欲しいですよね。(サンコン)」ここでも絶妙な掛け合いが微笑ましい二人。きっとお互いを分かり合えているからこそ、こんなやりとりができるんだろう。

 
 そして会話は話題の核へ。『バンザイ』『いい女』に続く名曲バラードとなったNEW SG『笑えれば』。完成までにはかなりの苦労があった様子だが…。
「なかなかできあがらなかったんですよー。昨年4月にメンバーだけでロスへ行ったんですが、その時何曲か録った中に入ってた曲だったんですけど…帰国してやっぱり、何か違うってことになって…。その時久々に銀次さん(初期のウルフルズプロデューサー)と一緒に仕事したいなと思ってて。笑えればをもう1回やってみて、いいほうを出そうってことになって。今出たのが完成形なんですけど、そこに行くまでなかなかOKが出なくて…(サンコン)」「曲とか歌詞とかはもともとできあがってて、それをどういうふうにアレンジしていくかっていうところで試行錯誤しましたね。(ケイスケ)」「弾き語り一本でも強い歌やから。ダビングしてはこれいらんな…とかね。(サンコン)」付け加えるのではなく、どれが一番必要なのかを考えながら抜いていくという作業が一番難しかったと言う。

 
 そうやって生まれた名作「笑えれば」も収録されたAL『ウルフルズ』は一体どんな仕上がりなのか?!バンザイ以来となるプロデューサー伊藤銀次氏と6年振りに制作された作品は、とにかくシンプル。ウルフルズのウルフルズ的魅力が十二分に詰まった最高傑作とも言えるだろう。
「もうねー。ほんっっとにいいものができたんですよ。(サンコン)」「『明日があるさ』とかで、こういう歌が俺らにはあってんねやなーっていうか、わかりやすくてシンプルで強いものがええねやっていうんを再確認して…原点に戻ったというか。シンプルで力強い物を作りたかった。で、銀次さんとやることもあったから、そういうものがよりできて…で、シンプルにタイトルもウルフルズでいこう!って。(ケイスケ)」ウルフルズと付けられたタイトルの意味、そしてメンバーの思い…間違い無くこれからのウルフルズの礎となるに違いない。気になるPVの方はと言うと…「ん〜それは言えんなぁ(笑)。バンザイみたいな感じのものを作ろうって言ってて…今回のはわりと面白い!チラっと演技したりもしてるし。俺はじーんときたな。(笑)(サンコン)」ヒロイン役には何とモデルのはなちゃんが抜擢。こちらの方もお見逃し無く。
 

 「お互い歳とったよなー。」なんて会話も交えつつ、そこにはいい歳を重ねて、自信に満ちた穏やかな表情の二人が微笑んでいる。『シンプル・力強い・見事!』というアルバムを引っさげて夏には四国でのツアーも決定!
「ライブは発表会じゃないので、僕らも楽しんで、お客さんも楽しんで喜んでもらって、それを返してもらって。(ケイスケ)」「ありがたいですよね。応援してくれる人がいるから僕らできるわけで。いいもの作っても聴いてくれる人がいないとね。(サンコン)」ファンのありがたみをしみじみと感じながら、気持ちは早くも6月から始まるライブツアーへ!「だまされたと思って来てください。で、だまされた!(なんちって)なんでも試して下さい。だから僕らも。(ケイスケ)」


PHOTO&TEXT by a.