INTERVIEW
10/2、NEW AL『VIOLINISMU』をリリース!

現在のインスト&ヒーリングミュージックのムーブメントをリードしてきた、国境もジャンルをも 超越するヴァイオリニスト葉加瀬太郎。8/21には最新ベストトラックをコンパイルした、ベストアル バム『葉加瀬太郎“the best track”』をリリース。続いて10/2には彼の2年間の集大成とも言う べき『VIOLINISM「』がリリースとなる。秋には四国3県でのコンサートも控えている彼に、アル バムやコンサートの内容についてインタビュー!今の心境を語ってもらう事に――――。


Q1.8/21にリリースされるベスト盤「葉加瀬太郎“the best track”」。このアルバムはタイトル にもありますように、葉加瀬さん自身のセレクトによる作品ですか?どんな感じに仕上っているの でしょうか?

A1. 僕の代表曲ともいえるものや、コラボレーションした曲、とにかくこれ一枚聴いてもら えれば葉加瀬太郎が分かってもらえると思いますよ。

Q2.10/2にリリースされる「VIOLINISM「」は、2年前にリリースされた「VIOLINISM」制作時から すでに構想にあったと伺っています。「VIOLINISM」「VIOLINISM「」はコンセプト的なものにしよ うと思っていたのでしょうか? また、2つのアルバムを統括して葉加瀬さんが描いたイメージにはど のようなものがあったのでしょうか?

A2. 僕のコンサートはここ数年、アコースティックのコンサートを行っています。「VIOLI NISM」時は4人編成のものでしたが、現在は5人の編成でまわっています。コンピューターを 使わない人力100%のアルバムはアコースティック・コンサートを始めた頃から作りたいと思 っていました。ツアーのなかで熟成されていく曲をまとめたアルバムなので、旅の記録と言っ てもいいでしょう。

Q3.「VIOLINISM「」には、アイリッシュ音楽、ジプシー音楽に加え、スタイリッシュにアレンジされ たクラシックなど様々な音楽が収録され、これぞ国境を越えたアルバムという仕上がりになっていると 思います。ズバリこのアルバムの魅力を教えて下さい!

A3. 魅力はみなさんが感じるもの。入魂の一枚であることは約束しますので、楽しみにしてい てください。

Q4. 前作以降、メンバーが1人増えたと伺っていますが、具体的に教えて頂けますか?また、メンバー が増えた事でのメリット、作品にはどのように反映されていますか?

A4. 新たにコントラバスの西嶋徹が加わり、低音が増しました。もちろん、レパートリーにも 幅が増えたし、僕にとってはなによりも「風呂仲間」が出来たことが喜びですね(笑)

Q5. いかなるアレンジにおいても、その独特の雰囲気を損なわないバイオリンという楽器の可能性、葉 加瀬さんはこのバイオリンという楽器をどのように受け止めいらっしゃいますか?

A5. 僕にとっては声帯も同然です。あることが当たり前、なくなる事は想像もできません。

Q6. もともとバイオリンの音色にはヒーリング効果があると思うのですが、それだけではなく演奏者の 気持ち次第で、観客の受け止め方も変わってくると思います。葉加瀬さんはどのような気持ちで演奏に のぞんでいらっしゃいますか?

A6. ヴァイオリンの低い2弦は男性、高い2弦は女性というように二人の妖精が住んでいます。 それを僕は誰よりも近いところの耳もとで聴いているわけです、気持ちいいですよ。この二人 の妖精のデュエットを楽しみながら弾いています。

Q7. 今回のツアーは総合的に見てどのようなコンサートにしたいですか?イメージされているものはあ りますか?またよければステージの見どころを教えて下さい。(キーワードはありますか?)

A7. この新譜がベースとなります。ステージセットも色々考えていますよ。

Q8. 私達はいつも客席からステージを見る事しかありません。バイオリン演奏を通して、ステージから 見る客席は、どんな感じなのでしょうか?

A8. 真っ暗な海で演奏している感じかな。

Q9.コンサートツアーをやっていて、一番「たまらない!」と感じる瞬間はどんな時ですか?

A9. 初めて会うお客さんと、ウマイもの!

Q10. 初めて葉加瀬さんのコンサートに参加する方も含め、“楽しみ方”を教えて下さい。

A10. 決して堅苦しく考えてはいけません。手拍子したくなったらしてください。踊りたくなっ たら踊ってください。自分に素直になることが一番。

Q11.コンサートを楽しみに待っている四国のファンにメッセージをお願いします。

A11. 四国でのコンサートは去年から本格的に始めたばかりです。初めましての方も多いです ね。一緒に楽しみましょう!



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PROFILE ●葉加瀬太郎(はかせたろう)
 '90年KRYZLER&KOMPANYのヴァイオリニストとしてデビュー。'96年セリーヌ・ディオンと共演した 『To Love You More』が日本ゴールドディスク大賞洋楽グランプリシングル賞を受賞。大手企業のCM 音楽ほか、TV番組のテーマ音楽も多数手掛ける。国内での様々な活動の合間をぬい、セリーヌ・ディ オンのワ−ルドツア−にスペシャル出演。'98年にはNHK-BS「真夜中の王国」パーソナリティを担当。 またMBS/TBS系「情熱大陸」メインテーマ、エンディングテーマとして流れた『情熱大陸』、『エトピ リカ』は有名。'00年にはデビュー10周年を迎え、アコースティックAL『VIOLINISM』をリリース。同 ツアー35公演は全てSOLD OUT。ヒーリング的テイストから一大ブームを巻き起こした「image」の参 加から同アルバム第2弾・第3弾、ツアーにも参加するなど、現在も精力的に活動を続けている。10/2 には待望のNEW AL『VIOLINISM「』をリリースし、全国ツアーに出陣予定。

CONCERT
10/31 高松市民会館
11/16 松山市民会館・大ホール
11/18 高知県民文化ホール・オレンジ  
※詳細は http://www.d-ticket.net