INTERVIEW

 

7/20、メジャーデビュー1周年に、セルフプロデュース・ミニアルバム『TAI』をリリース!
なまず
 
「電気なまずのように、ハートをビリビリしびれさそやないか〜」


●あま〜い声と天然キャラ(失礼)が実に好感度大の人気デュオ『なまず』
(倉田曉雄/宮井紀行)。 今回はリリースされたばかりのセルフプロデュース・ミニアルバム『TAI』と共にインストアライブを 敢行中。四国ではライブ回数も少ない為、あまり馴染みのない方が大半だろう。が、しかし、海を隔て てお隣の九州・鹿児島では大ブレイク!九州限定で行われた1st MAXI SG「空の花」リリースキャン ペーンでは何と25000人を動員、今年行われた大阪・福岡・鹿児島でのワンマンもチケットはSOLD OUT!というからその実力のほどが伺えるだろう。  ここまで彼らが多くの人々に受け入れられている理由は大きく分けて4つ。『その1.彼らは常にチ ャレンジャーである』。ミニアルバム『TAI』は前述したように、セルフプロデュースに挑戦した意 欲作。アレンジ・演奏に至ってはエレキ、ベースは自分達で。ドラムを叩くまでとはいかないものの、 打ち込みで作成したリズムを別の人に演奏してもらうといったように、限り無く自分達のレベルに近 い所で制作が行われている。デビュー1年でここまでの完成度、これは彼らのチャレンジ精神に拍手 だ。『その2.お互いが作詞・作曲できるフットワークの軽さ』。自分が作った曲に、他人が詞を付け る。果たして自分の気持ちをどれだけ理解した世界観が描かれるだろうか…?彼らにとってそんな事 は問題ナシ。意志の疎通が抜群に取れているからこそ絶妙なコントラストで色んな世界が描かれる。 2人の個性が別々に投影された楽曲もまたしかり。表現方法は無限にあるというワケ。『その3.ライ ブが全て』。CDでは“アコギだけではない”という音の厚みを表現したなまずだが、ライブは一貫 してアコギだけという部分にこだわっている。「アコギ一本あればどこでもステージになって歌い出 せる。とりあえず皆さんに知ってもらうためにも、2人でできる精一杯をやってから…」という言葉 に象徴されるように、余分なものを排除したまじりっけのないステージが彼らの魅力。「触らないと 見たとは言えないように、ライブもとりあえず見て、自分が感じないと…」。そこから何かを感じて 全てが始まる。CDだけでは伝えきれないリアルな感情までもが伝わるハズだから…。『その4.ピュア な心が歌作りを支えている』。なまずの2人は実にピュアだ。人の話を素直に受け止め、そして楽し い事には子供のように大はしゃぎ!常に新しい事を求め、探究意欲を失わないその姿勢が、まっさら なキャンバスに無限の可能性を描く。「今やりたいと思って漠然としているモノをいち早く形にでき るように力をつけたい。いい意味で“バカ”なアーティストになりたい」(宮井)。「アルバム制作 したり、何かを通して見えてくるものっていっぱいあるんで…それを一つ一つやっていけば、なまず ってものが確立されると思う。四国でワンマンライブができるように皆に応援してもらえるアーティ ストになりたい」(倉田)。愛くるしいキャラで絶妙のコンビネーション。終止笑いのるつぼと化し た一室で、最後に残した2人の言葉。次は四国のライブ会場で会えることを願って。

 

PROFILE:●なまずare…
倉田曉雄(くらたあきお)リーダー/愛称:あっきー、福井出身 '77年10月26日生まれ
宮井紀行(みやいのりゆき)ボス/愛称:のりちゃん、和歌山出身 '77年9月14日生まれ


鹿児島の大学在学中に出会い、大学3年('98年)に「なまず」結成。友人にビールとギターを持 って、「お前の歌作ったから!」と聴かせるのが趣味だった宮井が、倉田のところにも回ってき たのがきっかけ。あきおだけに「秋男」という歌と酒の力にもやられ、倉田、見事に宮井にハマる。 ストリートライブを中心に活動を続け着実にファンを増やす中、'01年3月に上京。'01年7月20日 「明日をのせて」でメジャーデビュー。

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