ラブハンドルズ

別々のバックグラウンドを持ちながらも、その良さを融合させたブルース・ポップを武器に、抜群のメロディ&歌唱力で“うたもの”を届ける2人組『ラブハンドルズ』。

7月には、前作から約9ヵ月振りとなるSG『サマータイム』をリリース。
インディーズ時代からライブでやり続け、ファンの間でも人気の高いこの曲は、ラブハン流せつなバラードの最高傑作。「本当はもっと早く出したかったんですよ。デビューアルバムに入っていてもおかしくなかったんですけどね。それでも早いうちにと考えてて、タイミング的に今になったという」(Vo.&G.若林利和)「彼女の事を忘れられない自分の気持ちを『サマータイム=夏時間』にして先に進めて、前向きに行かなくちゃ!という曲なんですけど。それをあえてサマーとかけて夏に出すのもいいんじゃないかと。で、夏の曲なんですよねって突っ込まれて、いや違うんですよって答えるのも面白いかなと」(G.&Cho.溝下創) 

2人でライブ活動を始めた頃からの思い入れ深い曲、NWEバージョンはドラム、ベースに加え初生ストリングスも入り、広がりのある1曲に仕上っている。また、ジャケットは今までにないイラストを採用。「思い入れの強い曲なので、まず曲を聴いて欲しかったので逆に変な固定概念を入れへん為にもイラストにしました。大分良く言うとですけど(笑)」(若林) 
今回は高松・片原町古天神祭ライブで四国にやって来た彼ら、持ち前のアグレッシブさでどんなステージを見せてくれるのか?「ラブハン以前に僕が路上で活動していた頃は高松にもよく来てたんですけど、お客さんが凄く人懐っこかったのを覚えてて、久々の高松なので楽しみです。裸んぼうな場所じゃないですか。ライブって。僕はリアルな感覚が好きなので、そこでしか出せない音とか、歌とか、そういうのが好きだし、大事にしていきたいと思います」(若林) 

「露出狂じゃないですけど、服を着たストリッパー的というか。実はミックジャガーの言葉なんですけど(笑)自分等をどんどん出して行きたいですね」(溝下) 

ラブハン流“うたもの”が今後どんな風に表現されていくのか?そろそろ2ndのアルバムも待ち遠しいところ。次は新しい音源で、また新しい彼らに会いたいものだ。

interview●aco nagata ●



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