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ソウルフルなメインボーカル竹本健一、ファンキーなベーシスト安藤啓介、リーダーを務めるグルーヴィーなドラマー滝川岳の3ピースバンド『PHONES』。個性の強い3人から生み出される“ジャンルを持たない”楽曲は、様々な音境界線を漂流するように幾重にも表情を変える。PHONESらしさがギッシリ詰まった初のフルAL『漂流SOUL』NOW ON SALE!

「誰でも聴けるような、身近に感じれる“お昼のSOUL”っていうものをやりたかったんです」
●この日、キャンペーンで高松を訪れたのは大阪出身のVo.竹本と地元出身であるDr.滝川。
「僕と、B.の啓介は木太町出身で、木太南小学校ってところで一緒に野球をしていたんですよ。その後僕は大阪の方へ転校したんですが、やっぱり他の地方キャンペーンへ行くのとは気持ちが違ってて…照れますね(笑)」(滝川岳)
本来ならばここにB.の安藤が加わり3ピースのPHONESとなる。
そもそも結成のきっかけは、竹本が偶然見に行った滝川と安藤のライブ中に1曲飛び入り参加をした事。その後暫くは互いにアクションを起こさなかったのだが、沈黙は突然破られた。
「岳さん達のバンドメンバーは他に仕事を持ってる人が多くて…そんな中でもヒマだったのが、岳さんと啓介さん(笑)。で、僕も含めた3人で、もう少し何かやってみたいよねという話をしてて…ある時岳さんがライブハウスをブッキングをしてきたんです。14曲くらい歌ったんですよ。まだ何も活動した事のない3人だったのに(笑)。その場で曲作って、リハやって、で、名前も決めて…」(竹本健一)
途中で曲が止まったり、歌詞をその場で作ったり、自分達にしてはボロボロの状態だったが、そこは3人の成せる技か、集まったお客さんからは即席バンドにも関わらず高い評価を受けた。もちろんこの夜PHONESが始動。結成後はストリートでの活動がメイン。多い時で週3回、回を重ねる事に動員も増え、確実にファンを増やして行った。
「ストリート=アコギ的なイメージがあると思うんですけど、僕らは敢えてライブハウスでやってる感覚で…実際ドラムもセットしてスピーカーも立てて、ベースとヴォーカル、あとは機械で音出し。そうしないと意味がないというか」(滝川)
ストリートでもこだわっていた彼らのスタイルは、ドラム、ベース、ヴォーカルに打ち込みを加えたものだが、機械的なものを主とするのではなく、あくまで生音を重視。だからこそ広がる音の表現力は、2/18にリリースされた渾身の1枚『漂流SOUL』でも如何なく発揮。
「僕らの音楽ってただでさえ色んなジャンルのものを取り入れているので、13曲でも全然足りないくらいだったんですよ」(滝川)
と制作意欲十二分にあったようで、以前から既に今回のような作品を作りたいというビジョンがあったとか。
「それはよく言うんですが、R&Bやヒップホップ、ジャズって夜のイメージがするじゃないですか、そういう感じではなくてもっと誰でも聴けるような、身近に感じれる“お昼のSOUL”っていうものをやりたかったんです」(竹本) だからだろうか、全編から漂うカラっとしていて温かい感じ。ドロドロ、湿っぽい内容の歌では無く、すんなりと日常に溶け込むフィーイングの良さは、まるで洋楽を聴いてる時のような感覚だ。そして多方面からアタックしてくる様々なエレメントが、楽曲の間を漂流しているようで面白い。
「いろんなジャンルを飛び越えて行きたいというか、僕らの楽曲ってバリエーションが豊富じゃないですか、そう意味でも沢山の音楽を(ジャンルを)漂流して行こうという」(竹本)
3人の醸し出す香りや匂い、ズレまでもが混ざり合う事で生まれるPHONESらしさ。それは逆に言えば変えたくても変えれない強い個性のぶつかり合いでもある。そこに誕生する研ぎ澄まされた楽曲達が如何に美しい化学反応を起こしているか?は、皆さんの耳で確かめてみて欲しい。「ライブを見てもらった時に僕達の音楽を理解してもらえる事が多いので、作品としてのCDを聴いてもらって1人でも多くの人にライブを見て欲しいです」という2人。次は是非ライブ会場で会いたいものだ。
●NEW AL『漂流SOUL』
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