今年15周年を迎えたTHE BOOM SPECIAL*ISSUE 「20周年、25周年もここで会いましょう!!」 ●会場に入ると、超満員、見渡す限りの人、人、人!!照明が暗くなって、BOOMの4人が、自転車に乗って登場!メインステージを越えて、花道の先端の小さいステージへ。MIYAさんは何とスーツ姿。ステージ上、4人が背中合わせで丸く陣取り、温かい雰囲気の『虹がでたなら』からLIVEは始まりました。前のステージに戻って『なし』そして『星のラブレター』。この曲では、胸がキュンキュンして、またまた涙がいっぱい出てしまいました(隣の友人も号泣したそうです)。何度聴いてもこの曲には感動させられてしまいます。 嬉しかったのが、たかしくん、山さん、栃木さんの3人での『オレンヂジュース』。みんな飛んで跳ねて!そして、3人と変わってMIYAさんが、ギター1本持ち、花道のステージへ。『白いハマナス』『ありがとう』を弾き語り。「ありがとう」を力強く歌うMIYAさん。観客みんなに対する「ありがとう」の気持ちが、曲と一緒にすごく心に届いてきました。こちらこそありがとう!!3人が加わり、再び4人での『この広い世界で』。そして、三線ではなく、ギターでの『島唄』。いつもと違う島唄にはびっくりさせられました。今まで感じた事のないやわらかさ…いい曲は、どんなアレンジでも素敵に仕上がるなぁと、聴いていてすごく気持ちよかったなぁ。親子席が設けられた今回のLIVEでは、お父さんお母さんに連れられた小さい子供ちゃんもたくさんいました。MCや、曲の合間に、かわいい声で「MIYA〜」「歌って〜」と合唱のように聞こえてくる。その声に、MIYAさんもとても嬉しそう。「はーい」なんて答えてました。この子達は、2代目BOOMERだね☆ BOOMが、沖縄の他に影響を受けた中にブラジルがあります。「みんな一緒に踊ってね!」と、メンバー全員で腰をクネクネ(笑)山さんってば、カズダンスまで披露!そして、ブラジルメドレー。続いて『おりこうさん』から、懐メロへ。MIYAさん、飛ぶ、跳ねる、若い!観客側も飛ぶ、跳ねる、手振りする!会場全体が一体感の大盛り上がり!!楽しくて楽しくてしょうがない〜!! アンコールの最後は『明日からはじまる』。前向きな曲で勇気を頂きました。メンバーが袖にひっこんでしまう瞬間、淋しくて淋しくて・・・。4時間の楽しい時間があっという間に終わってしまった感じでした。やっぱり、BOOMはすごい!!心がポカポカ温かくなる素敵なステージでした! BOOのファンでいられて本当に幸せです☆最後に「20周年、25周年もここで会いましょう!!」とMIYAさん。絶対絶対行きます!!
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![]() ![]() 第1回/栃木孝夫(Dr.) ●デビューからこれまでずっとそうなのですが、特に昨年までの3年間、THE BOOMは四国に足繁く通うことができました。ライブの合間には宮沢と釣りの旅もしました。美しい自然もたっぷりと味わっています。おかげで四国にはすごく親近感を持っています。この3年間のツアーは、あまりコンサートが開かれないような場所に僕らが出かけて歌を聴いてもらおうというコンセプトだったのですが、デュークの方が僕らの意図を十二分に組んでくれて「この場所でTHE BOOMの歌を聴きたい」という場所を次々と探してきてくださって、四国村、西土佐村、吉川村天然色劇場、テアトロン、BAY5-SQUARE、葉山村……他にもありますが、素晴らしい場所でコンサートができました。どの会場も強く印象に残っています。ライブハウスあり、野外あり、会館ありと、あらゆるシチュエーションでライブができました。僕らだけでなく会場の方も喜んでくれていたと思いますし、来てくれたファンの方たちもその雰囲気を一緒に楽しんでくれていたように思います。2001年の西土佐村で出会った地元の人たちが、翌年吉川村のコンサートにバスで観に来てくれて。これもすごくうれしかったですね。こういったツアーをやってよかったと本当に感じました。去年のツアーで個人的に思い出深いのは、宇和島の闘牛場です。ピンクレディー以来約20年ぶりに闘牛場でのコンサート開催とお聞きしましたが、伝統ある場所を使わせてもらって光栄でした。会場の一体感もすごかったですね。9月には高知と高松に行きます。今度は6月に発売になるニューアルバム『百景』からの曲が中心になるはずです。僕らがこの3年間でこの四国でいろんな景色を見せてもらったという体験がこのアルバムに詰まっています。久々のホール・ツアーなのですが、ホールではあってもいろんな景色が見えるようなコンサートにしたいと思っています。楽しみにしています。 |