1995年7月より始まったスターダスト・レビュー、さぬき市(前・志度町)野外音楽広場テアトロンでのライブ。その年より毎年夏の恒例となったテアトロンでのスタレビ野外ライブは、2004年の今回は通常であれば通算10年目、10回目を迎える。だが、今回は10年目ではあるがライブの回数としては9回目なのだ。2001年夏、スタレビ結成20周年記念イベントでは静岡県つま恋で100曲ライブを行ったためにその年はテアトロンでのライブは一回お休み、開催されなかったのである。また1997年7月、通算3回目であるこの年のライブは当日四国を直撃した大型台風により公演不可能となり、8月に再び延期公演が行なわれたこともあった。(この年メンバーはテアトロンを2度訪れたことになる)テアトロンでのライブは毎回いろいろな思い出&エピソードを残してくれていた。このような地方で同じ場所・同じアーティストが毎年恒例となって単独野外ライブを行うことはあまり例がない。それをスタレビはテアトロンでやってくれるのだ。今年10年目とは素晴らしい。スタレビの聖地ともいわれる“さぬき市野外音楽広場テアトロン”。スタレビはまたここに戻ってきたのだ。



2004年8月1日(日) ≪7月31日(土)より延期公演≫
香川県さぬき市野外音楽広場テアトロン
“AVERAGE YELLOW BAND” ここに登場!! 
ヤァ!ヤァ!ヤァ!(テアトロンスタイル)


2004年7月31日(土)さぬき市野外音楽広場テアトロンにて開催予定の「STARDUST REVUE 楽園音楽祭2004」は、台風10号の影響により 8月1日(日)に順延致します。
開場・開演時間は、7月31日と同じです。
尚、チケット(入場券、駐車場券、シャトルバス券)は、そのままご使用頂けますので必ずお持ちください。(7月31日正午 デュークHP他で発表。一部抜粋)


1997年以来2度目の台風による延期であった。しかし、8月1日も香川は雨。雨天決行。会場では無情な現実があった。チケットを手にしながらもテアトロンに来ることのできなかった人が1000人以上いたのだ。交通機関の遮断、道路事情、バスツアーの中止、延期日程によるスケジュールの都合・・・今日のライブを楽しみにしていたのに来ることのできなかった人、それぞれの理由、諸事情もあった。全国各地で空を見上げ悔しく残念な想いをしたことだろう。自然の中でのライブは自然に屈服してしまったのである。まさに不可抗力。この現実に悔しく残念な想いをしたのは、メンバー・スタッフも同じであったに違いない。今日のライブはひとりでも多くの人に見てもらいたい気持ちでいっぱいだった。これからも続くであろう夏の恒例野外ライブ・スタレビinテアトロンは、「この場所で、スタレビを見たかったんだ。」の気持ちがより一層強くなった。

曇り空で始まったが、時折雨にも変わった。客席では雨ガッパを着たり脱いだり、テアトロンライブで初めて雨を経験した。そんな中での“楽園音楽祭2004ヤァ!ヤァ!ヤァ!(リゾートスタイル)”、3時間20分のステージはまさにスタレビだからのイッツ・エンターテインメントショーであった。デビュー曲『シュガーはお年頃』から最新曲『Find My Way』まで。また、夢のコラボ曲『デェラ・シエラ・ム』、『本日のスープ』を。そしてメンバー全員“青春の一曲”と銘打って各自がボーカルをとるコーナーを。時に半円状のステージのメンバー立ち位置を変えながら楽しく歌い、時に降りしきる雨の中濡れながらも楽しむ客席を気にしつつ一緒に歌い、時に今のスタレビが大好きだとしっぽり歌い、・・・ステージ&客席&ロケーション&自然との一体感は毎年のことであるが素晴らしいの一言につきる。あと、芝生席で楽しむ親子連れ(お子様は無料)が目立ったことも驚きであった。野外ゆえの楽しみ方、スタレビゆえの楽しみ方満載のテアトロンライブ。それはスタレビがテアトロンを知り尽くし、テアトロンがスタレビを知り尽くしているからであるからだと思う。この日、9月29日発売 NEW ALBUM『AQUA』内の曲を一曲披露した。それが『AVERAGE YELLOW BAND』。自分達のことを書いた詞はメンバー全員で、曲はアメリカンロックである。AVERAGE YELLOW BAND=スターダスト・レビュー=AVERAGE(平均的)な日本のバンドとの意味を持つ、まさに今のスタレビを象徴する楽曲である。今日のライブで心に残った曲であった。

アンコールを含む全21曲、雨風の中ここに集まってくれた人たちに感謝の意を込め、ライブ成功にむけてがんばってくれたあらゆるスタッフに敬意を表し、今日無念にもここに来られなかった人たちに想いが届くように、スタレビは歌った。その笑顔は最後には雨をも吹き飛ばし、恒例の打ち上げ花火で幕を閉じた。来年もきっとここに帰って来るから・・・とのメンバーからのメッセージを受けとれたようであった。1995年から始まったこの場所“さぬき市野外音楽広場テアトロン”、来年はスタレビinテアトロン10周年10回目のライブになるのである。何が起こるか大いに期待したいものだ。

≪text●中村説子≫

1.『ブラックペッパーのたっぷりきいた私の作ったオニオンスライス』 2.『噂のアーパー・ストリート』 3.『銀座ネオンパラダイス』 4.『シュガーはお年頃』 5.『クレイジー・ラブ』 6.『君のキャトル・ヴァン・ディス』 7.『Joanna』 8.『追憶』 9.『本日のスープ』 10.『トワイライト・アヴェニュー』 11.『Stay My Blue〜君が恋しくて〜』 12.『タイムマシーンにお願い〜夜空の星(柿沼)〜夢中さ君に(寺田)〜Yes-No(添田)〜関白宣言(岡崎)〜Funky Monkey Baby(VOH林)〜夢で逢えたら(根本)〜タイムマシーンにお願い』 13.『Find My Way』 14.『AVERAGE YELLOW BAND』 15.『デェラ・シエラ・ム』 16.『Goodtimes & Badtimes』 17.『電光石火で引き分け主義』 18.『GOOD-BYE,MY LOVE』 EN1.『GET CRAZY』 EN2.『Step by step』 EN3.『Gently weeps』


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