松山出身のフロントマン(Vo.&G.)一色が率いる3ピースバンドつばき。
ありふれた日常の喜びや悲しみを、独自のフィルターにかけて紡ぐ歌の数々、ネガとホジの間で揺れる歌詞には人肌の温もりを感じるようで、どこか放っておけないバンドである。聴けば聴く程ジワジワと温かくなる…そんな新型の感動をくれるNEW MAXI SG『昨日の風』を持ってキャンペーンに訪れた一色に話を聞いた。


「“自分の好きな事をやって、他人に幸せを与える事”。音楽が好きだから、音楽が好きな人にいいなぁって思って聴いてもらえたらいいな」

―さてさて、今年の初仕事ですか?(1/6現在)
「そうですね」

―昨年を振り返ってみていかがです?
「いやー忙しかったですね〜って言うほど忙しくもなかったんですけど(笑)。やっていることが趣味の延長みたいな所があるので、楽しくやれたなぁという感じです」

―ライブも沢山やられましたしね
「いっぱいやりましたね。あ、MONSTER baSHも楽しかったです!!地元のイベントだったのでアピールできたかなって。あとはレコーディングとか。年末にはカウントダウンにも出演させて頂きましたし、凄く充実していました。そんな感じで今年も頑張りたいですね。ただ今年は少しばかり知名度を
上げていこうかなと(笑)」

―今いい感じで上がって来てません?
「まだまだっすね。お店回りとかもやっているんですけど“誰ですか?”ってのもありますしね。もう少し頑張らないと!!」

―NEW MAXI SG『昨日の風』が2/23にリリースとなります。自身の葛藤みたいなものを感じる、青春の1ページを切り取ったような作品ですが…
「もう少し前はもっと暗い歌詞だったんですよね。でもこの作品は俺の中では意外とポジティブな作品なんです。最近は大分前向きになってきたというのもあって、こういう歌詞になったんだと思います」

―分けは?
「まぁいろんな事が考えられますけど、純粋に前よりも音楽が好きになったのかなって。プライベートと音楽やってる自分のバランスが良くなってきたんだと思います。音楽だけやって、こうして生活していけるのも凄くありがたいなって思うし…成長したのかも…俺、ちょっと変わったのかも!!(笑)って。余裕ができたという感じです」

―前作と比べてみてはどうですか?
「前の作品は、モノによって年代の開きがあったんですよね。20代の頃の作品もあればわりと最近のものもあったり。その時間差がそうさせるのかどうかは分からないけど、やっぱり変化した部分はあります。ただ、一人の人間が作っているから、変わってない部分もあるわけで…“つばきらしい”って言われる部分は消えてないかなって思いますけど」

―その“つばきらしさ”ってどんなところにあると思います?
「俺等はド派手なバンドではないですからね。意外と地味で…動員もジワジワみたいな(笑)。おかしいな??地味
過ぎますよね??でもね、本当はそういうのが心地いいんだと思いますよ。派手にしてギラギラしってて、メンバーもそれを望んではいないし。B.の小川君は怪しいな(笑)…まぁ音楽的な事を言うとそうなんですけど、歌を聴いてもらって“なんかいいなぁ”ってジワジワくるものがああればいいなって」

―音に関しても、派手じゃない3ピースの良さを生かした絶妙なバランスがいいですよね
「ほんとにそう思ってます??(笑)」

―もちろん!(笑)
「何か違う楽器をいれようかとも思ったんですけどね。ピアノだとかストリングスとか。でもまだ早いかなぁって」

―まだ?という事は今後あり得ると言う事??
「何て言うか、ラあともう少し3人でやれると思うんですよ。技量もそうだし、気持ちも…3人でやれる事がしっかりしていればあとはどんな音が入ってきても楽曲として聴けると思うんです。今はもうちょっとちゃんとつばきっていう3ピースバンドを見せて行こうと」

―意外と型破りな計画もあったりするんですね!?
「それはそれでいいんですよ。鍵盤やホーンセクションが入って来てもそれもカッコイイ!今はまだ早いかなぁと言う事で…」

―つばきの歌って凄く日本語を大切にしてるなぁって感じるんです。何か影響されたものってありますか?
「THE BOOMに憧れてギター弾き始めて、中学高校は邦楽にどっぷり浸かってました。エレカシ何かもよく聴きましたね。大学に入ってからはその反動で洋楽ばっかり(笑)」

―その影響は今の音楽作りにも出ます?
「出てますね。洋楽を聴いてコピーもしてたから分かるんですけど、やっぱり俺には英語は無理だなって(笑)…この人達が作った作品よりも自分の作品がカッコイイって思う事はないだろうなって。まぁ比べるのもおかしいんですけど。だからこそ、日本語でちゃんと伝えたいなぁって思いましたね」

―歌詞を作る上での自分ルールってあります?
「基本的にこれはちょっと恥ずかしいなって思う事を書く!あーコレちょっと引くかなぁ??俺が引くなぁ??(笑)とか考えながら。それが本当のことならいいんですよ。綺麗な所も汚い所もあって自分なわけですから、だからそこそういう部分を書いていきたいですね」

―レコーディングはスムーズでした?
「そうですね、わりと。他の事に時間がかかっちゃったんですよ!!今回伊豆のスタジオで録ったんですけど、台風で交通手段が遮断されたり、トラックダウンの時に雷が落ちて変なノイズが入ったり…。そういう事で時間を取られた感じですね。他はスムーズでしたね」

―スムーズと言うからにはやっぱり楽曲のイメージなんかも最初から明確にあったんですか?

「ありましたね。この少し前の作品からギターアレンジの方にいろいろと相談しながらやっていまして、音とかもじっくり話しを詰めたり…『昨日の風』はとにかく疾走感のある感じにしたくて…あとの2曲も思い通りにアレンジできたかなと」

―なるほど。だからですかね?3曲どれもが表題曲になりうるくらい完成度高くて…
「嬉しいですね。でも実際凄くモメましたね。俺は作った段階でどれを押してもいいってのがあったから、あとはメンバー、スタッフと相談して決めました。最後はメンバーとディレクターの戦いでしたけど(笑)。“この曲でしょう!”“いやつばきの良さはこれでしょう〜!”“え〜〜っ!!”みたいな(笑)」

―2/27には四国初ワンマンをしかも地元で!!ライブが決定していますが
「ツアーとは全く別ものになるんですが、所謂地元愛アピールですね(笑)。その日はやりますよ!四国ではまだ見たことのないライブを、必ずや。でも地元って逆に恥ずかしいんですよね〜。知ってるヤツとかいるから“あ、俺カッコ付け過ぎ??”って。でも頑張ります!」

―では最後に一色君の夢は??
「“自分の好きな事をやって、他人に幸せを与える事ですね”。音楽が好きだから、音楽が好きな人にいいなぁって思って聴いてもらえて“じゃ、飲みにいこっか!”とか…何でもいいんです。元気になってもらえれば」

●NEW MAXI SG
『昨日の風』
2/23 ON SALE!

 


●四国初ワンマンLIVE決定!!2005/2/27(日) 松山サロンキティ 

*おまけ*
一色君から見た他のメンバーってどんな人??
意外と仲がいいような悪いような…。(ちょっぴりブラックなコメント付)

●Ba.小川博永君は…「'01年に入って来たんですけど、クールな人なんですよ。俺より3コ年上だから大人ですね。若作りしてますけどね…たまにフットサルを一緒にやるんですけど、あれ?!一緒にやるということは仲いいんじゃないでしょうか(笑)。でも小川君はあんまし喋らないですね。だからね、たち悪いんですよ(笑)」
●Dr.岡本奈穂子さんは…「'02年に岡本さんが入って現メンバーになりました。彼女はねーすっごいマンガ好きなんですよ。普通の小説とか、本がとにかく好きな人ですね。でもドラムはすっげー上手いんで立場ないっす(笑)。レコーディングの時もダメ出しされたりして“一色君リズム悪いからもう一回〜”って。頭上がんないっす」

aco nagata