text&photo●aco nagata

 


NEW AL
『サンボマスターは君に語りかける』
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サンボマスター
『マスターブック』NOW ON SALE!

リアルの意味」

美しいメロディにアーティスティックな言葉を重ねたり、到底真似の出来ないようなセンスで英語を雄弁に歌い上げたり、哀愁漂うグッドミュージックには無条件で心を奪われたりもする。確かにいいなと思わせる音楽は巷に溢れているのに、それでもどこか冷めた目で客観的に聴いてしまうのはなぜだろう?何かが足りないと感じるのは何故だろう?そんな燻った気持ちを目からウロコの如く解消してくれたのは、他の誰でも無いサンボマスターだった。

汗か?涙か?鼻水か?体中の汁という汁をまき散らし、Vo.山口がしがみつくようにギターを掻き毟り、近藤がベースと共に顔を歪まし、Dr.木内が穴が空くんじゃないかという程フロアを叩き付ける…魂のシャウト!シャウト!をくり返しながら、子供が欲しいものをねだる為の地団駄を踏んでいるような光景は、お世辞にもカッコイイとは言えないが、その姿にもっと人間の本質にある根っ子の部分を呼び起こされたような気がして、鳥肌が立つ。ソウルでブルースでロックで体で心で分かち合おうとする姿は、高感度200%。向こうが真っ向勝負だから自然とこちらもがっぷり四つになる。わかちあえる可能性は無限大に広がって行くのだ。

途中、山口は何度も“リアル”という言葉を口にした。『リアルが全てなんですよ!』『ロックとはリアルでなければいけないんですよ!』『あなた達のリアルはここにありますか?』まるで非常ベルが鳴り響くみたいにその瞬間はやって来た。燻っていた気持ちはあっという間に、正しきロックの道へと導かれたのだ。

綺麗ごととか、表面のカッコよさだけじゃなくて、ありのままの自分をさらけ出し、伝えて行く事。そこから生まれる得体の知れないエネルギーの塊みたいなものがロックなんじゃないかと、それがサンボマスターという人間の魂の叫びに呼び起こされ気付いた事。リアルの意味はきっと、こういう事だったんだなと私は思う。

オリコン初登場5位―世に送り出した2ndアルバム『サンボマスターは君に語りかける』を引っ提げ、即日完売をやってのけた2/19高松DIME。熱気が水蒸気になって天井から落ちてきそうな会場で、振り上げられた拳の先に見える3人は、決してスマートなイケ面とは言えないのだが、悔しいかなシビレるのだ!!ぶっちぎりでロックなのだ!! そして誰よりもリアルなのだ。彼らの5年間が出した答え、それが全てここにあった。


★interest!!★
終演後、メンバーに直撃!高松のLIVEは正直どうよ?!


木内『高松は去年の夏のモンスターバッシュ以来!すっごくいい思い出があったので、そのいいイメージのままライブができました。曲は新しいアルバムからやれるという事で、僕らも楽しみにしてきたので、僕らも物凄くいいライブができたと思っています!』

山口『いやいや、ほんとね。よかったですよ。正直即日完売なんてすると思ってませんでしたから、本当にありがたいことですよね。あと高松はお客さんが凄いですね!モンスターバッシュの時も感じましたけども、今年ももちろん呼んでいただけるんですよね?というか呼ばれなくても来ますけども。で、勝手にステージに上がってガガガのコザック前田みたいに叫んでやりますよ!(笑)』

近藤『今日はありがとうございました。気持ち良くやらせて頂きました。本当に熱いライブで熱気が凄かったですけど、次に繋がっていけるステージになったんじゃないかなと思います。夏にも期待?!』