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2005/7/6(水)高松オリーブホール
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text●aco nagata
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僕は前回のツアーでの四国の思い出が今も強く残っていて、『お遍路』のTVゲームを購入して思い出に浸ろうと思った日もあったのですが、やっと、またツアーで皆さんに会いに行けることになりました!
もしかしたら、皆さん以上に僕の方が楽しみにしているかもしれませんっ!
でも、それじゃちょっとマズいので、皆さんも僕以上にライブを楽しみにしてて下さいね!
from 中村一義
もしかしたら、皆さん以上に僕の方が楽しみにしているかもしれません。
●中村一義改め100s名義では初のアルバムとなる「OZ」をリリースし、今名実共にシーンの最先端に躍り出たバンド“100s”。
そんな中“構想から、完成までには3年近くを費やした”という渾身の作品を引っ提げ、全国ツアーが決定した。アルバムの根幹のテーマは『夢と現実』、前作のアルバム『100s』制作時から既にアウトラインがあったと言う。「もちろん当時は曲のストックもなかったので、あくまで漠然とした感じで、『次はこんなアルバムを創りたい』といった単純な想いが強かったんですけどね」と中村。タイトルでもありアルバムのキーワードとなる言葉“OZ”からは、必然的に“オズの魔法使い”を連想させるのだが…「僕からメンバーに構想を伝える以前は、『OZ』というキーワードはあったものの、『オズの魔法使い』とは何の関係もなかったんです。けど、実際にメンバーに構想を伝えた時に、ギターのまっちぃから“メンバー全員で『オズの魔法使い』の映画を観よう!”という提案があったので、全員で集まって映画を鑑賞したんです。いい大人が膝を抱え合って…(笑)」。それによって結果的に、『オズの魔法使い』のような夢の世界を、今の現実の比喩として捉えることも可能なのでは?という発想に繋がったのだとか。
70分手抜きナシ!21曲という音が詰まってるアルバムなのだが基本的にはメンバーの生演奏のみ!「当初からメンバー間での共有意志として、『自分達自身のプレイを中心に音を創っていこう』というテーマもあったので…」。これだけの曲数があるにも関わらず変な力みや気負いを感じない。むしろのびのびと演奏するメンバーの姿が浮かんでくるのは、きっとそういった意志の強さを貫き通したからだろう。そんな素晴らしい作品を産み落としたメンバーを代表して中村は…「達成感と共に安堵感も強いですねぇ〜。『やっと出来た!』と。なんだか僕も30歳になったらしいのですが、今までの全てを出し切った想いです。やっぱり、自分も含め100sメンバーは、なんにせよ中途半端が嫌いな人達のようです!」。
7月には高松でのライブが決定、約2年半振りというステージにはどんな想いがあるのだろう?「前回の高松は、運悪く風邪をひいてのステージだったんですが、凄く楽しいライブでした!(ベースのヒロから風邪さえ移されなかったら、もう最高だったのに…)今度は万全で挑みたいです、ホントに!」。オズの魔法使いみたいにミラクルでファンタジー、彼らのライブがますます楽しみになって来た。まずはアルバム「OZ」を聴いてそのスバラシさを実感して!

ファーストにして、すでにベスト!!
100sのポテンシャルを全開にした、究極のアルバム。
全21曲、70分!
★NEW AL「OZ」
NOW ON SALE!
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