4/12(TUE)@高松DIME

text●Rie Asaoka(CARAVAN SARY) photo●aco nagata

●圧倒感、威圧感、緊迫感、彼等のライブを文字でどう表したら良いのだろう…彼等は決して特別な演奏技術を持っているとか、MCが面白いとか、すごいパフォーマンスを見せてくれるとか、そんなバンドではない。彼等のライブは音を感じ、そして空気を感じ、歌を感じるそんなライブだったように思う。
 彼等がステージに立った瞬間に会場は静まり返り、声を失う。目はセッティングしているメンバーを見ている…そんな普通の状態なのに、声を発する事が、目を離すことができない…。ライブに対する気迫で、一触即発のようなあんな空気を作るのか…ステージでは狂ったように動くメンバー、心に語りかけてくるように響くサウンドと声が交差する。1曲終わるたびに沸き起こる歓声とは無関係に、THEBACKHORNの世界が繰り広げられていく。ギターの菅波はよだれを流し、髪をふり乱し、汗を飛び散らし、鼻水まで流す……でもお客さんはきっと何か訴えかけられている、そんな気がしていたのではないだろうか?会場がどんどん一体になっていった時にヴォーカルである山田の口から最後の曲という言葉が出た。
 ラストは「キズナソング」。今までのTHEBACKHORNにはないような静かな曲。バラードのように思うこの曲だが、彼等のライブでこの曲を聴いたときに、彼等の「キズナ」ってどん底にいる時に見えたキズナなのかな?と思った。愛を知らず、希望が見えなかった時にやっと見えたキズナ…表面上でできたものではなく、心の底から感じてできた曲だからこんなに人の心に響くのだ…。
 歪めた表情で何かを訴えてくる彼等の音楽は会場でしか味わう事のできない世界。「誰もがみんな幸せなら歌なんて生まれないさ」…最高のライブバンドTHEBACKHORNのライブを是非見てもらいたい。



THE BACK HORNに出会って教えられた事は音楽は感じるものだ!という事。彼らのライブで音楽を感じ1曲1曲の思い、空気すべてを感じて心に響く。それがTHE BACK HORN

 

 



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