
7月にリリースした1stアルバム『ファンキーモンキーベイビーズ』がまだまだ好調な彼ら。先日、高松・徳島でのライブを成功させ、仲良く3人揃って(ファンキー加藤/DJケミカル/モン吉)DUKEに遊びに来てくれた!(DJケミカルは三度笠着用にて来社・笑)
photo&text●aco nagata
三人一斉に「宜しくお願いしまーす!!」
●あ、ご丁寧にありがとうございます。ケミカルさん、その笠はお遍路を意識して?(笑)
DJケミカル(以下ケ):「あ、これはですね、梅雨明けと同時に導かれるように集め始めまして、今回これが一番かっこいいので選びました」
●自由児ですね〜ほんとに!笑
ファンキー加藤(以下フ):「これ普段着みたいなもんなんで(笑) 東京でも普通に被ってますからね!」
●ちょっと時間が空きますが、渾身の1stアルバムが完成して反響とかどうです?
フ:「僕ら結成して3年目なんですけど、それぞれの音楽活動を含めるともの凄く長い時間活動してて、その集大成的なものを作りたかったんですよね。この一枚に出し尽くそうって。で、実際にそういうものが出来たと思うし、沢山の人に聴いていただいて・・・。特に地方へ来てライブをしたりすると、凄い反応があったりして、こんな所にも僕らの音って届いているんだって、単純にうれしいですね!」
●楽曲もバラエティ豊かで、音楽ジャンルに拘ってないようにも感じましたが
モン吉(以下モ):「そうですね。ジャンルごと丸々サンプリングした感じです。)
フ:「ヒップホップ自体がサンプリングの文化というか、ジャズを元にサンプリングしていく人らがいたとしたら、僕らはもっと大きなところで全ての要素をサンプリングしていこうっていう。内容もシリアスなものだから、おふざけまで。その雑食性が僕らっていう」
モ:「自分達の好きだ!と思えるラインを超えていればいいんですよ(笑)」
フ:「曖昧ではあるんですけど、いつも自分達の中でそういうキーワードみたいなものがあって、今回はスカっぽいのやりたいねとか。必ず湧き出てくるんです」
●ただあまりに色んな曲で溢れちゃうとまとめるのが大変だったりとか?
フ:「そうですね。今回の作品は特にそうで、だから前半は僕らのお昼の顔、後半からはアンダーグラウンドな夜中の顔って感じで色分けして」
●ジャケットは前回までずっと有名人でしたが、今回は裏をかいて本人っていう。笑
フ:「そうですね、正直悩んだんですよ。でもアルバムって集大成的なものだし、もっとインパクトのある顔の人いないかなって、周りを見渡したら意外と近くにいたっていう(笑)
ただ、ケミカルの顔って、知らない人でも引き寄せちゃう不思議な力があると思うんですよね」
●確かに存在感が・・・
ケ:「ありがとうございます!光栄です!」
●今後もやっぱり同じスタンスでマイペースにやっていく感じですか?
フ:「そうですね。僕達いつももの凄くアグレッシブにやってるんで、ライブは汗飛ばしながら水飛ばしながらとか(笑) そっちから何かを感じ取って帰ってほしいというか」
ケ:「別にポカーンと口開けて見てもらってても全然かまわないんですよ」
フ:「うん。そこから開放されてくれればね」
ケ:「したら、口開けて見ている人を僕がステージに連れて行くから(笑)」
フ:「皆巻き込んじゃってね。ネクストステージへ行こう!つって」 |