text●aco nagata

●LIVE
12/7(木)松山市民会館
12/8(金)サンポートホール高松








Q1/39歳・10月8日生まれという意味のアルバムタイトル「39108」。なぜこのタイトルにしようと思われたのですか?またアルバムに込めた思いなども教えて下さい。
「"煩悩をビートに乗せたのがロックだ"と思い、尚且つ"この煩悩があるからオレたちは生きていけるんだ"とさらにその煩悩にすら感謝(39=サンキュウ)しようという想いでこのタイトルにしました。作曲用に借りていた部屋も偶然、108号室でした。」

Q2/全曲ロサンゼルスで収録という事ですが、なぜロスにこだわったのですか?制作はどんな風に進んでいったのでしょうか?
「ロスにはいいレコーディング機材が揃ったスタジオが沢山あります。そして、心から音楽を楽しんで演奏する、素晴らしいミュージシャンも沢山います。ロック発祥の地で自分のミュージシャンとしての筋力を鍛えたかったからです。"美味しい物が沢山食べられるから"という理由ではありませんよ。ありませんよ!」

Q3/1stは『at the BLACK HOLE』、2ndは『WHITE ROOM』。3枚目の新作アルバムジャケットはレインボーカラーですね。吉井さんのこれから始まる40代は虹色、という感じでしょうか?
「40代は黄金色です!!」

Q4/新作アルバムはシンプルで力強い楽曲が多いと思いました。「寒い朝にこっそりおにぎり握るように愛してくれない」など、歌詞も印象的なフレーズが多いですが・・・。
「ストレッチして、頭をクリアにしたら出てきました(笑)」

Q5/参加ミュージシャンも全員アメリカ人という、LAでのレコーディング、面白いエピソードはありましたか?
「ドラムのジョシュがエロイ話ばかりするので、セクハラで訴えようかと思いました。」

Q6/8曲目の『WEEKENDER』はすごくライブで盛り上がりそうですね。この曲について苦労された点とかはありますか?
「サビのメロが歌ってみたら結構難しくてビビりました。あと自分的にはこの曲のキーが高めなので大変でしたが、今は楽勝です、、、」

Q7/12曲目の『BELI EVE』。春に終わった恋を舞台にまた一歩踏み出す、新しい始まりの曲でアルバムは終わりますね。寂しいけど前向きな、新しい方向に向っていくこの曲に込めた思いを教えて下さい。
「"自分だけは自分を信じて、そして愛してあげよう"と。そして、辛い別れを克服していくのが人生の課題なんだと思い、この曲をつくりました。」

Q8/今夏は数多くのフェスに出演されましたが香川の夏フェス、MONSTER baSHはいかがでしたか?
「最高に楽しかったです。本当に呼んでくれたことに感謝しています。"オレでよけりゃ必要としてくれ"って感じで、来年も是非呼んで下さい!」

Q9/このライブではアルバムの曲と共に『LOVE LOVE SHOW』がかなりの盛り上がりを見せていましたが、ライブの選曲の基準などを教えて下さい。
「観てくれた人達が得した気分になれるような選曲を心がけるように今後もしていきたいです。」

Q10/MONSTER baSHでは吉井和也というひとつのバンドが出来上がったように見えました。バンドからソロへ活動が移行して以来、考え方に変化はありましたか?
「ソロシンガーは世界中のミュージシャンが、バンドのメンバーになってもらえますね。

Q11/いつまでもカッコよくスリムで、こんな40歳なかなかいないと思うのですが、何か特別な事をしているのですか?
「最近はスリムではありませんが(笑)自分を愛して、我が道をいく事だと思います。あと、人を恨まない。かな?」

Q12/一番好きな季節は秋、とおっしゃっていましたが、吉井さんの「秋と言えば○○」とは?
「・・・小さい」

Q13/どんな女性にグッときますか?
「獲物を狙っている女性。香川の嫉妬深い女性よ、何故モテるオトコを好きになる?」

Q14/いよいよ11月からは全国ツアーがスタート!12月にはソロとなって初の高松でのワンマンライブ!!意気込みを聞かせて下さい。
「上半期吉井和哉の集大成、お見せします。」

Q15/ニューアルバム&待望のワンマンライブ、本当にこの日を待ち焦がれていたファンも多いと思います。メッセージをお願いします。
「最高のライブをお見せします。嘘じゃないです。凄く自信があります。まだ観た事のない方へ、こらが最初で最後でもいいので、一度是非ご覧下さい!!」


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