

No Regret LifeVo.&G.の小田がべースとなる楽曲の骨組みを作り、そこからBa.松村、Dr.橋口が加わり全員で肉付けをしていく。とてつもなく胸に響く唄…彼らの楽曲を一言で表すとすればまさにそんな感じだ。歌詞の持つ力を、骨太なサウンドが紡ぎ出す世界観を、ダイナミックに魅せるギターロックバンド。昨年11月にリリースしたSG『あの日の未来』が好評な中、2/1には待望の1st AL『Sign』をリリース!キャンペーンに訪れた小田に話しを聞いた。
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interview&photo●aco nagata
取材協力●FM香川
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●元々別々に活動していた3人は、スタジオでのセッションをきっかけに“No Regret Life”を結成した…。「あの時のやってみようか!っていう感覚が今もずっと続いているような感じ…やってて凄く楽しいんですよね」(笑) 少し照れ臭そうに小田は現在のバンドの状態をこんな風に例えた。昨年は3枚のシングルを発表、着実な進化を見せ付け、今年1月で丸5年を迎えたバンドのムードはとにかく右肩上がり。「振り返ってみると、本当にあっという間でしたね。もの凄く時間の経過が早かったです! あとは『メロディー』『亡くした言葉』『あの日の未来』この3作をリリースできた事が凄く大きいですね。作品的にも繋がったと思うし、それによってリリースツアーで全国を回る事ができたし…土地を耕して、種も植えて、水もやって、どんどん芽が出てきて、さて今年はどんな花が咲くのかという感じです!それを形にしたいなって思います」
そんな充実した日々を物語るように、2/1には待望の1st AL『Sign』のリリースが決定!「とにかくアルバムは早く出したかったんですよね、丁度モチベーションもグ〜ッと上がってきてる感じだったんで。だからといって何かのコンセプトを立てて制作するという感じではいつもなくて…作品は作ろうとするものではなく、自分の中から生まれて来るものだから…僕らはそういう音楽を鳴らしたいなって常に思っています。ただ、何故『Sign』なのかっていうのは聴いて欲しいですね。答えはどこかにあるんで。僕がどんな風に考えて、どんな景色を見て、どんな歌を唄おうとしているのか…」 脈脈と湧き上がる生命の息吹のような、耳元でドクドクと脈打つ鼓動のような、彼らの楽曲を聴いているといつも熱いものが込み上げてくる。そこから皆さんは何を感じ取るのか?彼らからのSignをぜひ見つけて欲しい。何故ならそこには意図的な作為にはない、絶対的な純度の高さがあるから…。「そうだ!熱い熱いって最近よく言われるんですけど(笑) 僕の中ではそんな感覚は全くなくて、最近はむしろこれが僕の平熱なんだって思ってるんですよ。体温高めでいいかなって」(笑) 歌の力、バンドの素晴らしさ、楽曲のクオリティに支えられた作品は、やっぱり何度も書いてしまうが真っ直ぐで熱くて強いのだ!そしてこの温度感をぜひライブ会場でも体感して欲しい!「CDがライブ行きのチケットになったらいいですね。ライブは僕の中でスタート地点で最終地点。ライブやんないと死んじゃいますから!」(笑) さて昨年蒔いた種が今年どんな花を咲かせるのか?Vo.小田の話を聞いていると、何故だかとてもワクワクしてくる。これから訪れる大きな波のような…『Sign』を聴いているとどうしてもそんな気持ちにさせられるのだ。
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