今や、10代の女の子の間ではカリスマ的存在、現役女子高生シンガーソングライターとして絶大なる支持を集める彼女。その影響力は、ファッションやライフスタイルなどにも及び、一躍トップスターに名を連ねる。5枚目のシングルとなる『ソツギョウ』も好評な中、高松でのライブイベントも大盛況!新たな飛躍が期待される今年、次世代女性ボーカリストのミューズとも言うべき彼女の素顔に迫る。


interview●aco nagata  取材協力●FM香川
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●小さな顔に、ピカピカの素肌、キュートさとセクシーさが同居したような独特のオーラをまとい現場にやって来た彼女。“可愛い〜っ!”なんて言うため息混じりの声と同時に、“本当に17歳?!”なんて声もちらほら…。
「ふふふ、よく言われるんですけどね、本当に17歳で、今年18歳ですよ!(笑)」
 1988年生まれの正真正銘・現役女子高生、デビューから約1年半でライブ会場は若い女性達で溢れ、昨年10月にリリースしたファーストアルバム『Rose』のセールスは40万枚を突破しているという。学業と仕事を両立させるそのバイタリティーやパワフルさには、見ているこちらが圧倒されっぱなしなのだが、そもそも彼女はなぜそこまでしてでも歌おうと決意したのか?
「歌詞は小学校の高学年の頃から書いていて…当時は反抗期だったし、大人が嫌いだったし、ナイーヴだったし、日頃のうっぷん晴らしの為に書いていたんですよ。中学に入っても何かつまんなくて…ただこのままじゃダメだというか、何とかしたいなというのは考えていて。そんな時にふと、自分の書き溜めている詞を誰にも見せないまま眠らせていても、何もならないんじゃないかと思って…。じゃぁ歌詞にして歌にしたら、もっと多くの人に自分の思っていることを知ってもらえると思ったんです。そこからですかね?アーティストを目指そうと思ったのは」
 思い立ったらスグに行動に移すという彼女、持ち前のフットワークの軽さで、大手メーカーに自分を売り込みに。
「運良くですが、一緒にやって下さるという方に出会えて…恵まれているなぁと思います。だからこそ、そのチャンスを生かして自分の言いたいこと、また想いが、何万人にも伝えられるように自己表現していけたらいいなと…。そしていずれはその言葉が誰かの気持ちの代弁になったり、共感してもらえたら嬉しいですね」
 なるほど、その為の努力は怠らないのか!リアルな詞を書く為にも、彼女は普段の学校生活というものを通して何かを感じ、発信していくという事を大切にしているのだ。
「音楽をやっている同世代で、私ほど学校に行っている子はいないだろうって言うぐらい(笑) ちゃんとした女子高生を送るっていう事を目標にしていました。だから5枚目のシングル『ソツギョウ』もできたんじゃないかなと思います。学校は私にとって大切な場所ですね」
 今の彼女だからこそ完成させる事ができた『ソツギョウ』。独自の視点で導き出された言葉の数々には躍動感があり、“生きている”事を実感させられる一曲。また、今年18歳を迎える彼女自身にとっても、“卒業”という言葉はキーワード。17歳〜18歳へ、1歳年齢を重ねるだけで、仕事の幅は格段に広がるし(クラブで歌えたり、22時以降も働けるなど)、他には運転免許が取れたりという事も彼女にとっては大きな変化なのだ。
「先を見据えているから、今『ソツギョウ』っていう曲を書いたんですよね。18歳は1歳違うだけで、本当に大人だと思ってて、やれることも違ってくると思いますし…。でも楽しみですね、もっともっと色んな事にチャレンジしていきたいですよ!」と、貪欲に目を輝かせた。私の頭の中にある、所謂イマドキの女子高生図というものが正しいのかどうかは別として、イマドキでありながらも自分のスタイルというものを貫き通し、夢に向かって突き進む彼女の姿には同性としても共感できる部分が多く、新しい時代のスター性を感じずにはいられなかった。「おしつけないで古い考え、ここからがうちらの時代」(3rd SG『ディアロンリーガール』より) と加藤ミリヤは歌うように、一本芯の通った強い女性が、これからのシーンを担っていくのではないだろうか?「自分が一番素晴らしいって思うことが素晴らしいと思っています。自分を好きになる事。私は常に自己暗示で私はやれる、念ずれば叶うという理論の元に頑張っていますから!」




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