風薫る4月、桜の木々の元を歩きながら口ずさむのにとても心地よかったデビューSG『ハロー・ハロー』。そしてギラギラ太陽が幾日も続いたこの8月には2nd SG『マニフェスト』が痛烈にそして痛快に響いた。MONSTER baSHに出演した翌日、束の間の里帰りをしたSuperflyをキャッチした。


―昨日のMONSTER baSHの感想を聞かせてください。
「モンバスは愛媛にいる頃から夢のまた夢でまさか僕らが出られるとは思っていなかったのですごく嬉しかったです。」(多保孝一、以下多保)
「夢の舞台にデビュー4ヶ月で出させて頂いて感謝しています。四国に帰って来られたという思いで感動して泣いてしまいました。私達のことを知らないお客さんもいたでしょうし、最初は前5列くらいだったのが、どんどん集まって来てくれて温かく聞いて頂きました。」(越智志帆、以下志帆)

―『ハローハロー』がポップで聞きやすい曲だったのに対して『マニフェスト』はガラリと雰囲気の違うこれぞSuperflyというロック・ナンバーですね。
「やっぱりSuperflyの持つロックな部分というのを早い段階で皆に知って欲しかった。本当はこれをデビュー曲にという話もあったんですが、まずは『ハローハロー』で私たちのことを知ってもらおうと。テーマ的にも季節も春だったし。」(志帆)
「そして『マニフェスト』が参院選と重なった(笑)!」(多保)

―2004年に自主制作でリリースしてから約3年、この度2nd SGとして『マニフェスト』をリリースされましたが、歌詞も歌い方も変わっていますね。
「いろいろな経験を積む中で前の歌詞が今の自分の心境と違ってきたので、志帆と一緒に書き直しました。」(多保)
「愛媛にいる時は個性を付けることばかり意識していました。まだ模索段階でのレコーディングだったんです。私は平凡な歌い方しか出来なかったので、個性的な女性シンガーに憧れていました。でもやっぱりシンプルなものが一番いいんじゃないか、私の持っているもともとの素直な声をそのまま出すことが一番なんじゃないかと思い初め、だんだん無駄なものを削ぎ落としていったんです。」(志帆)

今後は、秋と冬にSGを、来年にはALをリリース、そして年内には待ちに待った松山でのライブも開催されるとか。さらなる飛躍を遂げたSuperflyに会える日を心底待ち望んでいる。

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