メロディック・パンクという言葉ではくくりきれない多彩な音と美しいメロディラインが武器の4ピースバンド。
インディーズながらその完成度の高さが話題になった3rdアルバム『triange to square』からは2年3ヶ月振りとな るフルアルバムを10月3日にリリースする。B.&Vo.野田剛史にインタビューを敢行。
●3rdの評価が高い中で、プレッシャーなどありましたか?
「最初はプレッシャーを感じて“これを越える作品を作らなきゃ”と思っていたけれど、そうなると次第に“逆に3枚目に近づけようとしてないか?”みたいになってきて嫌になったんですよ。それに押しつぶされているのは、バカらしいなぁと (笑) この作品を作るまでの時間はちゃんと設けたし、作り込む事も出たので全体を通して、3枚目に退けをとらない仕上がりになったと思います」
●リリース後の反響が楽しみですね!
「いい作品だったら、皆付いて来てくれると思う。前作の時もそうだったので。お金とか政治とか使わなくても、地道にやる事をやってれば結果が付いて来ると俺は思いたい。いいものを“良い”と言ってくれて広がるのが一番素敵な事だと思う」
●バラードの曲調が増え、前作のカバー作品が入ったりと新しいアプローチも?
「特別目新しい意味合いはなく、ファーストの時のゆったりめの曲に近い雰囲気を出しています。『frames laid out』については、フルアルバムに入れるつもりで構成していた曲な ので。『The day rain 〜』が出た頃はメンバーが3人の時のアレンジだったので、4人のアレンジにしてもう1度やりたくて。ライブでやり続ける曲は、なるべく作品として残したいので」
●「祝い」という意味のあるタイトルや、歌詞の内容からも大人びた印象を強く受けました
「例えば昔の恋愛で、一歩引いて物事を見るとか、そういう事ができるようになったのかも。そういう部分が大人な考え方になったんだろうね。本当は無我夢中で追いかけていたいんだけど、幸せを願うなら見守ったりする方がいいんじゃないかとか。今回の詞は実体験や、リアルな内容を吐き出している部分があるのでそこが今までと一番大きな違いですね」
●11月には松山・高松でライブがありますが、意気込みを!
「ライブは、その場の温度や、人のテンションを生で感じられる貴重な機会なので、自分達の人間の部分を思いっきり出していきます。それで僕らのバンドの生々しさや楽曲の雰囲気を感じてもらいたいです」
★LIVE!
11/20(火) 松山サロンキティ
11/21(水) 高松DIME w/the band
apart
★4th AL『bed and board』10/3 ON SALE!
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