ライブを中心に活動する一方、その音楽センスに注目され作家としても多くのアーティストに楽曲提供している広沢氏。現在は両A面シングル『虹の続き/桜の絨毯に乗って』が好評発売中。多忙な中キャンペーンも兼ね事務所に遊びに来てくれた。
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photo&text●aco nagata
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●昨年はリスタートの意味でも6月にリリースしたAL『869本目のアーチ』を発表できたことが大きいという広沢氏。「色々ありまして、音源を出せない時期が3年くらいありましたから、色んな事が走り始めた年でした。重要な一年でしたね」 そんな中でシングル『夢色のバス』のリリース、そして今年1/24に発売となった『虹の続き/桜の絨毯に乗って』は、広沢氏の心の状態が軽やかに外へと向かった作品。「変わるっていうのではなく、成長だと捉えてもらえたら一番いいんですけどもね。デビュー当時は今よりも尖がってた感じは確かにあったし、今は自然と優しい曲が書けるようになったと思います」 『虹の続き』は、自分の中で描く理想の虹をテーマに、物事の重要な答えや、結果は自分自身の中にこそ存在するという事を歌ったもの。「虹って、実際に見たら絵で描くみたいにはっきりとはしてなくて…けど、虹を描こうとしたら、皆綺麗な絵を描けるんです。それってどういうことやろ?って考えた時に、そのぼやけた部分っていうのは自分で描き足してるんですよ。だから結局の所答えは自分で出すものなんやなって」 実際に虹を見てそこまで辿り着いた1曲で、言葉が浮かんだ後に、メロディーが溢れてきたのだとか。また『桜の絨毯に乗って』は、ありがちな桜の曲になってしまわないように桜の散った後の様子を歌にしたもの。「美しいものが散ってしまうのは悲しいですが、きっとそれだけじゃなくて、夢も破れたら終わりじゃないと思うんです。傷つくから見えてくる景色もあったりね…」 その寂しさや切なさを絨毯に乗せて飛んで行くイメージで。シンセの音が効果的に使われとても軽快な一曲、これからのシーズンにもぜひ聴いて欲しい作品だ。「今年はいい歌をバンバン作って行きたいですね。そして早く四国でもライブがしたいです!応援宜しくお願いします」

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★『夢の中で君が泣いていた』4/18リリース決定!※NTTドコモ四国CMタイアップ曲としてOA中