デビュー18年、“ポップ・ロック・モンスター”の名を欲しいままにしてきたthe pillows。
ロックミュージックを鳴らし続ける時、変わるべき事と変わってはいけない事があり、その2つを見事にやり遂げた“今”のピロウズが、名盤『Wake up! Wake up! Wake up!』を携えてまもなく四国 へ!
interview●門屋奈緒 取材協力●(株)SPC

●ベストALよりも聞いて欲しい1枚になったという事ですが。
「ニューALというのはいつも自分達の一番自信があって夢中になっている曲が現在形で入っているので、それを皆さんと共有できたら一番楽しいことでアーティストとしては幸せなことですよね。」(真鍋吉明、以下真)
「ピロウズはいつも、“今自分達が聞きたいもの”を作っていて、だからそれを皆に聴いて欲しいという事です。」(佐藤シンイチロウ、以下佐)

●キーワードの『Wake up』という言葉をはじめ前向きな喚起的メッセージが多いという印象。
「自分の内面を歌う事の多い山中(さわお)の作風の中では珍しいですよね。外に向けて発信したい気分なのかな?」(佐)
「移籍第一弾をバンドソングである『スケアクロウ』で飾りたいと言った時は、彼の決意表明的なものを感じましたね。彼はそれほどメッセージ性の強いソングライターではないのですが、いい意味で今、強気。結果的に全体を通して今の自分達の状態がよく現れたALになったと思うよ。“イケイケ”って言うんですか?死語か!?」(真)
「今は“アゲアゲ”って言うんじゃねーの(笑)?」(佐)

●アメリカをはじめ最近は海外での活動も盛んですね

「自分達でも予期せぬボーナスをもらったような感じでした。外国の方が日本語で僕達の歌を熱唱してるんですよ、感極まりました。いい音楽は何語だろうと海を越えて伝わるんだと思いました。」(真)
「メキシコでは“この世の果てまでthe pillowsを支えていくよ”の垂れ幕がありグッと来た ね、地球の裏側でだよ。」(佐)

●次なる目標は?
「唯一の野望はまずは愛媛をSold Outにする(笑)!言い続けてるけど愛媛SOにしたら死んでもいい。あ、解散になっちゃうか?!ぎりぎりで2、3枚キャンセルが出て命びろいした〜みたいな?(一同爆笑)」(真)

夏にリリースが予定されているNEW SGは、「夏に向けてのアッパーでポップなラブソング」だという。彼らの持ち味であるポップセンスがキラリと光る1曲になりそうで期待大! 

★LIVE! 7/6(金)高知X-pt. 7/8(日)松山サロンキティ

★NEW AL
『Wake up! Wake up! Wake up!』
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