7/15、高知BAY5 SQUAREにて約20年ぶりの高知公演を熱狂の内に大成功に収め、いよいよ今夏、唯一のロックフェス『MONSTER baSH 2007』出演へ。キャンペーンにて松山を訪れた氏にその意気込みを聞いた。

text●門屋奈緒
LIVE!MONSTER baSH 2007 8/25出演!

 

●モンバスに出演を決意されたのは?
「楽しい催し物にはいろいろ参加してみたいなと思って。野外は久しぶりですが何よりもみんなでバカ騒ぎしたいじゃないですか、こういうご時勢なんでね」

●吉川さん自身が考えるロックフェスとは?
「音楽、ライブってこと自体エンターテインメントでしょ?だからそこでとにかくお客さんが楽しんで、もしくは興奮して帰ってもらって『よっしゃ、明日から頑張るぜぃ!』みたいな。フンドシ締め直す的な感じになればよいのではないかと。あんまし細かいことをさぁ、グダグダ言ってもしょうがないしね、体温がちょっと上がってくれるような感じであれば成功なんじゃないでしょうかね?」

●出演にあたって楽しみな事は?
「芝生の広い場所というのはゴルフ場以外では最近見てないしね。そして野外といえば風。 野外ライブではやっぱり音は風に持って行かれるし、それが追い風になったり向かい風になったり、常に流れている感じがあるでしょ、それがまた面白いんじゃない?自然と対話というか調和というか。まぁ自然はウルセー!って怒ってんだけど、たまにはウルサイのもいいじゃない、自然さん、みたいな」

●若いバンドと同じステージにベテラン吉川晃司が立つのはどんな心境ですか?
「『ベテランってまともなのかと思ってたのに、結構バカじゃん!』と連中に思わせなきゃいけないと。最近の若い連中の方がやんちゃじゃないですからね。まあ、モノホンのやんちゃの剣をキラーンッと抜いた瞬間みたいな物を見せられたらいいなと。俺なんかはやっぱり“体制とか権威とかいうものの中には真実は無い”という反骨というか反体制的なスタンスがベイシックになってずっとやってますから。泉谷しげるを目指して?何か知らないけど『バカヤロ!コノヤロ!』って言ってる感じ?泉谷さんが50代なら、40代のバカヤロ!コノヤロ!は吉川晃司、みたいな?(笑)」