1. DUKEオフィシャル
  2. >
  3. NEWS PRESS
  4. >
  5. NEWS PRESS 記事詳細

よくあるご質問

NEWS PRESS ー 新着情報 ー

稲川淳二インタビュー!

DOMO PRESS

2017/07/01

稲川淳二----interview①

日本の夏、稲川の夏!25周年を迎えた今年は、なんと四国4県での怪談ナイトが決定。この記念すべき四半世紀連続公演『古希』に寄せて、稲川さんご本人へのインタビューが実現!そう…怪談とは怖いだけではない、様々な教えや、浪漫があるんです!
text&photo■aconagata
 


LIVE!
8/29(火)徳島club GRINDHOUSE ※sold out
8/30(水)高知X-pt. ※sold out
8/31(木)松山キティホール ※sold out
9/1(金)高松festhalle ※残席わずか!


 
■稲川さんはじめまして。お会い出来て光栄です!
「いやぁ、今日は何でも聞いて下さい!知らない事でも何でも答えますからね!(笑)」

■早速なんですが、そもそも怪談ナイトツアーを四国でされるのは初めてなんでしょうか?
「四県は初めてですね。たまに単発で松山に行ったり、香川も2001年にアクトホールで演ってますが、高知もありますね。ただ、こうやって繋がったのは初めてです。四国には頻繁に来てるんですが、なかなかチャンスがなくて。今回は力が湧いてますよ!」

■全52公演という事でこれは過去最高の本数かと!
「最初は51公演やりたくてね、何でかって言うとイチローの背番号だから!(笑)ところがフェスが2本決まっちゃって52公演になったわけ。ロックフェスに怪談てさ、考えたら変じゃない?でもこれが演ってみたら凄く面白いんだ。自然の風が流れたり、虫の声が聞こえたり、場合によっちゃぁ霧が出たりね」

■自然が演出効果になるんですね…
「そうそうそう!ただ嵐になっちゃだめだけどね。沖縄のロックフェスでは一度凄い天候になってさ、台風が来てたのかな。こりゃもう今日は無くなっちゃうなって思ってたら、お客さんが頭からビニール袋かぶったり、タオル持ったりして来るわけですよ。で、そうなるとこっちも真剣に演らざるを得ない。ただ自然相手ですから、ステージから見てると物凄い風がビューっと右から左に吹いて、だんだん人が左側にスライドして溜まって来るわけですよね。そんな状況の中でもなんとか全部演りきって。そうしたら不思議な事に怖い話をこういう状況で聞いているっていう言いようのない連帯感が生まれてきて、皆キャーキャー言いながらも凄く楽しんでるわけなんですよねぇ。あれは凄い体験だったなぁ。翌日は嘘みたいにカラっと晴れましたけど(笑)」

■毎年ツアーをされていて、今年は面白い!今年はもっと面白い!と仰って来られたかと思うんですが、更にそれを越えて今年は面白い!という
「えぇ、もちろんそうです!それはそうじゃないと。せっかく演るのに失礼じゃないですか!?力を込めて行きますよ〜!今年は例年よりは新作の本数も用意できるかなと思っているんですけど、久々の四国なので、初参加して下さるお客さまにも解りやすい旧作なんかも織り交ぜて、四国バージョンのメニューを演りたいですよね。他の場所で様子を試してみて、ダメなやつは止めていいやつだけ残して…で、四国で演ろうと(笑)」
------ 一同爆笑

■熱烈なファンの方は何箇所も足を運ぶそうですが、各地のメニューがバラエティに富んでいるというのはもちろん、何度聞いても稲川さんのお話が楽しめるっていうのが魅力なんでしょうね
「いやぁね、本当にありがたい事なんですよね。でもいるんですよね、追っかけが!凄い方は20公演くらい来るんですけど…それでも好きな方は大体皆5〜6公演くらいは聞きに来るんじゃないかな?東京に居た人が北海道や沖縄にも居るなんて事はよくある事で…で、お客さん同士が凄く仲がいいんですよね。丁度ね、夏に田舎の爺さんが居る所に帰って来て、色んな親類が集まって来るような感覚なんでしょうね。あれはもしかすると、他の劇団さんやアーティストさんにもご常連さんが沢山いて、ちゃんと演ってらっしゃるんでしょうけど、少〜し匂いが違うというか、雰囲気が違うんですよね。他所の土地で聞いたって同じ話は同じ話なんだけど、なんだか皆楽しみながら来られるんですよね。普通はね、知らない土地に行ったら旅行気分になるじゃない?だから遊んで帰りたいでしょ?でもうちのお客さんは違うんですよね。公演聞いたら皆でお喋りしながら空港行ってワイワイやって帰って行くんですよ。勿体ないでしょ?(笑)たまに我々も新幹線とか在来線に乗って移動するんですけど、この間もひょっと前を見たらファンの子が乗ってるわけ。あれ?って思って“どこ行くの〜?”って聞いたら“勿論怪談ナイトですよ!”って言うわけ。そうか来てたんだって思って(笑)で、何が辛いかって、ずーっと同じ列車に乗って移動してさ、会館着いて公演聞くじゃない?酷い時はホテルまで一緒っていう時があるんですよ…」

■お客さんとの距離感が恐ろしく近いんですね(笑)
「そうなんです。距離感がとっても近いんですよね、怪談って。皆どちらかと言うとタレント稲川という感覚ではなくて、怪談のお爺さんとか、お父さんっていう気持ちの人が多いですよね。人懐っこいというか、他人ぽくないというかそういう感じの付き合いです。面白いよね。あんなに広い会場で演っていても、一人一人ちゃんと顔が見えてますから。で、拍手があって、声援があって、皆手を振るから、最初来た人はコレ本当に怪談?!って思うわけですよね。普通喜劇を観に行ってもあんなに人は騒がないですよ。どこ行っても“ワーーーーッ待ってました!”とか“淳二〜!”“座長〜!”とかって言うんですよ。若いギャルなんかは名前書いた大きな団扇なんかも用意して来ますからね!」

■アイドル並みの反応ですよね…
「でしょう?!普通ないですよ、こういうの。でも怪談にはあるんですよね。浴衣着て楽しんでる人も居るし…」

■それは稲川さんだからなんでしょうか?それとも怪談がそうさせるんでしょうか?
「う〜ん。今までこういう事をやった人が居なかったじゃないですか?だからこそ、私がパイオニア的な存在になってしまうんだと思うんですが、言い方が傲慢になっちゃうかもしれないけど、恐らくそれは私だからですよね。これがもっと若い人で、こういうタイプの人間じゃなかったらこうはならなかった気がするな。うん。手を振らなかった気がする。話し手というのはいつも思うんだけど、Aさんが話すとAさんの怪談になっちゃうわけ。Bさんが話すとBさんの怪談になる。何故かって言うとその人を通して話をするもんだから、お婆ちゃんの懐かしい匂いのする怪談もあれば、母親の温もりを感じる怪談もある。という事は稲川淳二のフィルターを通して話す怪談があって、それを聞いた人は稲川さんの怪談は優しいって言うんですよね。もちろん私が話さなくても同じ話を誰かが話す事は出来るわけで。でも、恐らくそれは肌合いが違うんですよね、きっと。私が話を仕上げて行く工程もあるけども、語ってる私の人柄みたいなものが見えた時に、きっと何かを感じてもらえるんでしょうねぇ。ええ、勿論私も多少は意識してますけどねぇ(笑)」
 
 
------>次のページへ

よくあるご質問