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NEWS PRESS ー 新着情報 ー

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ARTIST & RELEASE 情報     2017/12/20
四星球シンガー北島康雄コラム【ライブ泥棒で逮捕】vol.43
【四星球シンガー北島康雄】のコラムVol.43更新しました。 康雄節全開コラム・2017年ラストです!...  続きを読む
DOMO PRESS     2017/11/17
CHAI インタビュー!
ニューウェイブ、パンク、ヒップホップ…色んなジャンルを吸収して自由度満載の音楽を作り出すCHAIから、マナ&ユウキにインタビュー!“コンプレックスはアートなりー!”と謳った『N.E.O.』を筆頭に、彼女たちのセンスが爆発している1st FULL ALBUM『PINK』は、間違いなく新しい価値観に出会える1枚。聴いた人を中毒にしちゃうCHAIって一体何者!?...  続きを読む
DOMO PRESS     2017/11/02
サイダーガール インタビュー!
今年7月にメジャーデビューし、シュワっと弾ける“炭酸系”サウンドと哀愁あるメロディが話題のサイダーガール。10月18日にリリースした初のフルアルバム『SODA POP FANCLUB 1』では、「今までサイダーガールが出してこなかった、個人の自己紹介が作れた」という。メンバーを代表して、知(Gt.)に話を聞いた。...  続きを読む
DOMO PRESS     2017/09/20
wacci 橋口洋平 インタビュー!
現在、バンド史上最長の全国ツアーを敢行中のwacci。ツアーの真ん中で2ndフルアルバム『感情百景』をリリースし、後半戦をスタートさせた彼らから橋口洋平(Vo./Gt.)にインタビュー!...  続きを読む
DOMO PRESS     2017/08/07
ReNインタビュー!
昨年 6月にリリースした1stアルバム『Lights』から 1年。彼の真骨頂でもある歌心はそのままに、ブラック・ミュージックやR&B、ソウル等のエッセンスをダイナミックに取り入れたダンサブルな 2 ndアルバム『LIFE SAVER』が完成!シンガー・ソングライターとしても大胆な進化を魅せた本作に寄せて、アルバムの話や、心境の変化等を語ってもらった。...  続きを読む




岡本知高 インタビュー!

DOMO PRESS

2019/02/02

岡本知高

世界で3人だけと言われる女性ソプラノの音域を持つ男性ソプラノ歌手・岡本知高。長きに渡ってコンサートや舞台、そしてフィギュアスケート番組のオープニングソング「ボレロ」などをはじめお茶の間へもその奇跡の歌声を届け続ける彼が、今春コンサートツアーを開催。故郷である高知県での公演を前に、メールインタビューに答えてくれた。

 

 

LIVE! 5/25(土)高知市文化プラザかるぽーと・大ホール

TEXTkasumi hamada 


■男性でありながら女性ソプラノの音域を持つソプラニスタ・岡本さん。幼い頃から歌うことが好きだったそうで。当時から歌に対してどういう想いを持っていましたか?

「幼い頃から歌うことは大好きでしたが、当時から特別な才能に秀でていたという訳では無かったと思います。中学で吹奏楽部に所属したことからクラシック音楽に興味を持ち、将来は音楽大学に進学して学校の音楽教師になりたいと、専門的な音楽教育を受け始めました。高校三年で受験コースを変更したときに入試要項として声楽の実技が必要となり、慌てて声楽の門を叩いたのですが、当時は将来まさか自分がオペラ歌手への道を進むことになろうとは微塵も思っていませんでした。運良く国立音楽大学の声楽科に入学を果たしましたが、初心者の自分と、何年も声楽のレッスンを積んできた同級生たちとでは技術や知識にもかなりギャップがあり、慣れないイタリア語やドイツ語やラテン語、吹奏楽とは異なる音符の並び方、ましてや東京での初めての一人暮らしで、戸惑いと不安しかなく、その頃の私にとって歌は完全に“勉強”でしかありませんでした」

 

■そこからどうのように変わっていったのでしょう?

「東京での生活にもようやく慣れ始めた頃、知人の勤める老人ホームや、地域の合唱団の助っ人として呼ばれるようになり、徐々に人前で歌うことが楽しくなってきました。時を同じくして愛媛県の声楽の恩師から小学生を対象としたソロコンサートをさせてもらう機会をいただきました。1996年頃の話でしょうか。しかし大学で勉強している曲を並べただけの私の組んだプログラムに児童たちが楽しめるはずもなく、その頃から“自己満足ではダメなんだ。聞いて下さる方々が楽しめなければ舞台は成立しない!”という意識が芽生え始めました。再度チャンスをいただき、二度目のスクールコンサートではアニメソングや児童たちが知っている曲や校歌を歌ったり、オペラ曲はステージを降りて児童の耳元で歌ってあげたり、楽しいトークも随所に加えるなど、自分なりに工夫を凝らして公演は大成功!何よりも本番の舞台に立つことで、児童たちとのコミュニケーションや空気感など、レッスンでは学ぶことの出来ない生きた舞台を体感することが出来ました。その頃から歌っていると凄く楽しくて、自分の記憶の彼方の景色や人の顔などが浮かんでくるようになり、聴いてくださる方々にもっと楽しんでいただくためにはどうすれば良いのだろうと意欲がどんどん湧いて、舞台や歌に関する意識が“勉強”や“自己満足”とはかけ離れた“喜び”へと昇華していった気がします」

 

■学校訪問コンサートは今でもライフワークとしてコンサートや舞台と並行して続けられていますが、昨年は21校を訪問されたという事で!改めて、どのような想いを持って続けられているのか教えてください。

「今でも体育館という舞台は私にとって初心を思い出させてもらえる場所なんです。子供はつまらないと感じれば如実に騒ぎ始めますから、かつては彼らを難敵だと思ったりもしましたが、そもそも“音楽の素晴らしさやクラシック音楽の楽しさを子供たちに伝えたい”なんて押し付けがましく考えていたこと自体が良くなかったんです。これも子供たちから教わったことなんです。今では単純に音楽という媒体を通して子供たちと楽しく戯れに行っているだけなんですよ。コンサートを観ながら子供たちに“面白いオッチャンだな〜”って思って貰えれば一番嬉しいですね(笑)」

 

■子供たちにとっても、本格的な音楽に触れられて、歌の楽しさや喜びを感じられる貴重な時間ですね。これまでの学校訪問で印象に残っている触れ合いや出来事があれば教えてください。

「子供たちが体育館に入ってくるだけでその学校のカラーが伝わってくるのは不思議ですね。一切音を立てずに体育館に入場してくることを徹底している学校は多いのですが、何のためにそういった指導をされているのか、生徒さんたち自身が理解している学校は一人一人の意識や表情などもクリアーな気がします。とある中学校では若い先生が生徒に対して必要以上に凄まじい声で怒鳴り散らして整列させていたので、コンサート序盤でそれとなく“声とコトバの暴力”についての話をさせてもらいました。その先生はとてもばつが悪そうにしていらっしゃいましたが、生徒さんにも先生方にも何か響くものがあったようで、後日その旨の感想文や先生方からのお手紙をいただきました。ある時のコンサート終盤でのこと、一年生の児童が泣き出してしまい、それに気付いた隣の子が顔はステージに向けたまま優しく優しく背中をさすってあげている光景が飛び込んできて、あのときは世界で一番美しいものを見たような気がして歌えなくなるほどの感動が込み上げて来ました。最近では子連れの若いお父さんやお母さんが“昔岡本さんが学校に歌いに来てくださって”と街中で声を掛けてくださることがあったりして、おや随分と時間が経ったものだなぁと感じています(笑)」

 

■岡本さんは高知県宿毛市のご出身ということで。高知県観光特使、宿毛市観光大使を務められていたり、帰省してコンサートやイベントに出演するなど故郷をとても大切にされている印象です。宿毛市、高知県は岡本さんにとってどんな場所ですか?

「高校卒業までの18年間を宿毛市と高知市で過ごしました。美味しいものが沢山あって、豊かな自然に囲まれて、人のあたたかさに溢れた高知に生まれ育って本当に良かったと両親に感謝しています。思春期の頃にはそんな高知の良さを当たり前のものとしか捉えられず、もし都会に生まれていたら音楽の勉強をするための恵まれた環境が身近にあったのではないか、より才能を開花出来たのではないかと、自分の実力の乏しさや劣等感を故郷のせいにしてごちゃ混ぜに考えていたこともありました。しかし上京して間もない頃に、自分がどんなに恵まれた場所でずっと暮して来たのか、自分の考え方がなんと情けなくわがままなものであったのか、後悔とともに痛感させられたものでした。高知で過ごした18年間と、高知を離れて初めて気付かされた故郷の人々のあたたかさと、豊かな自然の輝きこそが、歌手として、人間として、私のかけがえのない生涯の宝物であると胸を張って語れることが今では最高に誇らしいです」

 

■宗教曲、オペラ、クラシカル・クロスオーバー、ミュージカル、映画音楽、日本の唱歌・ポップスと多岐にわたるレパートリーをお持ちの岡本さんですが、中でもやはり日本の歌を歌われている時は一際感動が大きいです。日本の歌を歌われる際はどういう気持ちで届けられていますか?

「歌っているときは言語に関わらず私には視覚的に様々なものが浮かんで見えているんです。それは記憶の中の一場面であったり人の顔や風景だったりするのですが、中でも高知で過ごした子供の頃の記憶はよく呼び起こされます。母国語である日本語の作品は、私にとっても日本のお客様にとっても、魂や記憶と完全に結びついた、より直接的な感動が生まれているのではないかと思いますし、人生を歌った日本の歌は特に好きでコンサートの大事な場面で歌うようにしています」

 

1月より初の冠番組『おか素~ソプラニスタの作り方~』がBSフジにてスタートしました!“岡本知高を作り出した要素「おか素」をキーワードに様々なゲストを招いて、岡本知高に切り込む”という内容ですが、番組の見所はどんなところですか?

「見所は、コンサートや舞台では伝わりにくい日常感や素の状態の楽しい一面を見ていただけるところだと思います」

 

■また、番組を記念してコンサートツアーの開催も決定していますね。四国は岡本さんの故郷・高知での開催となります!春に行われる今ツアー、どういった内容になりそうですか?

「歌っているときに浮かんでくるのはいつも故郷高知の光景なんです。私を育んで下さった高知で歌える喜びを噛み締めながらの公演になると思うので、涙がこぼれないように頑張ります。今回のコンサートではマイクを使用せず生の歌声をお届けします。日本の歌謡曲や唱歌、珠玉のオペラアリアまで、会場いっぱいに降り注ぐ魂の歌声をご堪能いただければと思います。でも、ご来場下さる皆様にはあまりかしこまらずに普段着で気軽に遊びに行くような感覚でお越しいただきたいですね」

 

■それでは最後に、四国の読者へ向けてメッセージをお願いします。また、高知県へ来る方におススメしたいものを1つ、教えてください!

「四国ではこれまでコンサートの機会が少なかったので、四国の、しかも地元の高知で歌えることを本当に嬉しく思っております!コンサートの時期はにはちょうど“小夏”が美味しく出回っていることと思います。県外からお越し下さる方には是非コンサートの感動と一緒に小夏もお土産にお持ち帰りいただきたいですね!皆様のご来場を両手を広げてお待ち申し上げております!」

 


PROFILE

高知県宿毛市出身。変声後も強靭なソプラノ音域が自然に維持され続けている世界的にも大変希有な「天性の男性ソプラノ歌手」。国立音楽大学を卒業後、フランスのプーランク音楽院を首席で修了。2003年アルバム『ソプラニスタ』でCDデビュー。その実力は各方面から高い信頼を得ており、様々なアーティストや国内オーケストラとの共演のみに留まらず、モスクワ・フィルハーモニー交響楽団、ロイヤル・フィルハーモニー管弦楽団等、海外オーケストラからの呼び声も高い。温かく心の奥底に響いてくるその唯一無二の奇跡の歌声は、自身のソロコンサートやオペラ、ミュージカル出演等で会場を沸かせ、毎回多くの人々に感動を与えている。


 

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