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林部智史 インタビュー2

2018/07/04

 

4枚目のNew SG『恋衣』が6/20にリリースになりました。作詞:阿木煬子さん、作曲:来生たかおさんという大ヒットメーカーのお二人による書き下ろしです。プレッシャーは感じませんでしたか?

「もうそれはプレッシャーでしたよ、今もなお。この曲はメロディーラインが美しく、特にサビの部分は頭への刷り込みがすごいですよね。来生さんの曲は艶感があり、曲から色気をも感じられます。それに阿木さんの歌詞が乗るのですが、この歌はあくまでも一人称は男性なんですが、歌詞が繊細で、女性が思われたい男性を男性目線で書いているというか。来生さんのメロディだけだと渋い男心、そこに阿木さんの歌詞が加わると、男心と女心をも凌駕する色気が出て化学反応を起こしている感じです」

 

■どんなふうに歌いたいというイメージでこの曲に向き合いましたか?

「僕は中性的に歌いたいと思い、キーを上げて女性の声に近い状態で歌に臨んでみました。歌詞を踏まえてキーを変えるというのは、自分で作ったらこうは行きませんからね。心がけているのは、頂いた歌に自分で色を染めないで歌うというということです」

 

■今までのシングルはご自身が作った曲を歌っていましたが、こうやって提供いただいた曲を歌う難しさというのはありますか?

1月に出したアルバムも13曲中12曲は自分が作った曲なのですが、シンガーソングライターと言われることにはちょっと違和感があって、シンガーソングライターだけで終わりたくないというか。自分の思いを書いて歌うと僕の考えを押し付けるようでね、そんな歌い方はしたくないんです。メッセージ性でカリスマとか言われたくないというか。受け取った方にそれぞれで感じて欲しいですから。自分が作る曲というのは、あくまでも歌手としての記録だと思っています」

 

■ “泣き歌の貴公子”とか、“今、もっとも泣ける歌”と称されることをご自身ではどう感じてらっしゃいますか?

「僕自身は泣かせようとしている訳ではないのですが、涙を流して聴いて頂くと嬉しいです。ただ、自分は泣かないようにはしています。僕が泣いてしまったらみんなは泣けなくなるし泣いても同情の涙になってしまうと思うし。かといって無感情で歌ってもそれは伝わってしまうし心震わせられることはないですから、泣くギリギリの感情で歌っています。僕より人生経験を積んでいるファンの方も多いですから、自分と同年代の人の涙より深いのかなと思っています」

 

■現在開催中の全国ツアーですが、愛媛&高知での公演ももうすぐですね。どんなコンサートになるのでしょうか?

「『~意志の上にも三年~』というツアータイトルなのですが、僕が積み重ねてきたものを伝えられたらいいなと思っています。今回のツアーの中でもまるっきり初めてという場所は愛媛だけです。初めてご覧になる方々がほとんどでしょうから、ちょっとスタンスは変わってきますよね。初めましてを兼ねて、かつ一番完成度が求められるコンサートだと思っています」 

 

■最後に四国のファンへメッセージをお願いします。

CDTVで見聞きしてくださった方もいらっしゃるかもしれませんが、是非コンサートで生で聴いて頂いて、自己紹介兼ねてご挨拶させて頂ければと思います」

 


PROFILE

山形県出身。2016224日、シングル『あいたい』でデビュー。“今、もっとも泣ける歌”として口コミで広がり、発売後4ヶ月で有線全国ランキング1位を獲得。その後もロングセールスを続け15万枚を突破。2016年末には「第58回輝く!日本レコード大賞新人賞」「第49回日本有線大賞新人賞」を受賞。20172月、テレビ朝日系木曜ドラマ「終活家族」主題歌、2nd シングル『晴れた日に、空を見上げて』をリリース。20181月、デビューから2年を経て、1st アルバム『I』をリリース。その圧倒的な歌唱力と比類ない歌声は“泣ける”と評判を呼び、コンサートは癒しと涙を求めてリピーターが続出。今、一番泣ける歌声として多くの注目を集めている。

オフィシャルホームページ http://hayashibe-satoshi.com/


 

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