結成から28年を迎えてもなお精力的に活動を続ける、パワフルなロックバンド、Hound dog。前作『Big Dipper』から約2年ぶり、ツアーを挟み約1年をかけて創り上げたポジティブかつエネルギッシュな一枚AL『11 Rooms For Sky』を引っ提げ、愛媛でのライブを控える彼らに、アルバムの事、ライブの事を聞いてみた。text●aco nagata 

 

 

「贅肉を削ぎ落としたソリッドなステージになっています。
一皮剥けたDOGを体験してくれたら嬉しい」

―AL『11 Rooms For Sky』直訳すると「空のための11の部屋」…?
「曲の中に、大々的に、もしくはほのやかに見えてくるいろいろな空のために、11曲作ったという事です。現在の日本の歌謡曲には、こんなご時世であるということもあり、青空というキーワードがよく使われます。しかし、現実には毎日は青空ばかりではない。曇り空や、どしゃ降りの空、空はいろんな表情を見せています。空模様=人間の心模様として表現しました。強くなるためには傷つかなければならないし、優しくなるためには痛みを覚えなければならないからね」

―楽曲は全編手弾きで、しかも一発録音だったと伺っていますが
「音的には、すっきりとしたロックに仕上げたかった。しかも骨太な感じでしかもロマンチックに。もう一度バンドサウンドにこだわって原点を再現したかったのでメンバー同士ワイワイと、アマチュアバンドが狭い練習スタジオで初めて曲を作ったようなワクワクした感じで仕上げました」

―リハーサル、レコーディングはどんな風に進んでいったのですか?
「録音本番までに綿密なリハーサルをやり、細かな気持ちの統一をはかりながら本番に備えていくという、スポーツの仕合みたいな感じで録音しました。曲が仕上がればREC、という作業を繰り返したんです。『Sky dogのテーマ』は一発録音で調子にのりすぎて10分近くやってしまったりしながらね」

―1曲目『RICKY'S BARへようこそ』から始まるアルバム、楽曲構成もかなり煮詰められましたか?
「勿論。オフコース。とにかく1曲目だからカッコ良くて、楽しくてウキウキする曲にしたかった。RICKY'S BARへ入ったら一体何が待っているんだろう?まぁ、待っているのは、この後に続く10曲の事なんですけどね。一つのお店のオープニングからクロージングまで、というイメージで曲の置きどころを決めました」

―「我々の模索の一枚」というAL、ズバリ完成してみての感想は!
「安全パイでものを作りたくないので敢えてチャレンジ=模索という風に括っただけで、NEXT1のための最高の1枚が出来上がりました」

―大リーグの松井選手に向けた『MILES AWAY』は、どういうプロセスで?
「松井君とは雑誌の対談、TV特番共演をきっかけに親交が有り、三冠王をとったら曲を書くという約束をしていたんだど、メジャーにチャレンジすると聴いた瞬間に書こうと思って作った曲です」

―ALを通して聴いてみるとキーワードはやはり“愛”、その気持ちが色濃く繁栄してるのが4/21にMIND シングルとしてリリースした『たったひとつの愛のうた』ですよね?
「敢えてシングルカットと言わずに“MIND シングル”としているのは今この時代だからこそ愛を叫びたい、伝えたいという強い想いを込めているものだから。ミュージシャンが出来ることっていうのは考えるきっかけを作ることだとも思うし…。この曲は僕らが今伝えなければいけないことの全てです」

―PVを担当されているのは、お仕事でも共演されている小田和正さん…
「この曲のPVは小田さんしかいないと。尊敬するミュージシャンとして安心して映像を任せられるのは小田さんしか考えられなかったので。内容についてはどんなコンテであろうと、楽曲を聴いたイメージで監督に全てお任せする。僕らからはイメージの説明、要望も一切出しませんでした」

―6/5には愛媛県でのライブが控えています。ライブを楽しみにしているファンへメッセージを!
「『11 Rooms For Sky』を中心にラインナップを組んでいます。勿論、馴染みの楽曲も入れてますよ。贅肉を削ぎ落としたソリッドなステージになっています。一皮剥けたDOGを体験してくれたら嬉しい」

ライブ目前!!緊急入手!DOGはこんな曲を聴かせてくれます
●旧曲より「ff」「BRIDGE」「日はまた昇る〜THE SUN ALSO RISES〜」「Knock Me Tonight」

●新曲より「空を見ろよ」「たったひとつの愛のうた」皆さん当日はバッチリ予習して会場にお越し下さい!

 

●MIND SG
『たったひとつの愛のうた』


●NOW ON SALE!NEW AL
『11 Rooms For Sky』