
●「プライベートでも四国は初めて!正直緊張したけど最初から皆さん温かくて…ライブも凄いハッチャケてくれてたので、とてもいい思い出ができました」と、DIMEでの様子を振り返るKUMI。名古屋出身の6人組み、スカやパンクといった楽曲のジャンルを、独自のフィルターを介し昇華させた新感覚のサウンドは、とにかくフレッシュで陽気。こんなPOP感満載のノリのよい楽曲を演奏されたら…お客さんもじっとしているハズがない。「ハッピーさや、前向きさは絶対に必要。ヤムヤム聴いたら元気になれる!っていうのは凄く大切にしている部分でもあるし、もっともっと伝えたい。それがYum!Yum!ORANGEの色なのかなって私は思うので」
5月にリリースした最新シングル『Clover』にもそんな彼女らの思いは健在。「『Clover』は最初から最後までスピード感を重視した作品で、何か分かんないけどドキドキする!!みたいな気持ちを曲にしたかったんです。で、詞世界には誰もが感じることのできる“切なさ”みたいなものを投影してみました。切ないからこそ、その中にあるハッピーがより際立つようなイメージで…」 なるほど、タイトルにある『Clover』もそうだが、カップリングの2曲『オレンジワゴン』『Boy Friend』など全編から受ける印象は『旅立ち』を感じさせる切なさ感だったりする。それでも聴き終えた後に救われたような幸福感が残るのは、KUMIなりに前進するための希望や、エールが込められているから。「四つ葉のクローバーって、小さい頃よく探しませんでした?(笑) 皆にもそんな昔の思い出っていっぱいあるでしょう?今は何気に忘れちゃったりもしてるけど、たまには思い出して、新しい気持ちで(初心忘れるべからず的な)色んな事にチャレンジして行って欲しいなっていう思いも込められています」
このレコーディングの為に初の6人合宿を行ったというチーム・ヤムヤム。その成果もあり、バンドの結束力はより強靭なものへと進化、今回の作品に繋がったのだとか。幸福を呼ぶ四つ葉のクローバーは、きっとバンドにとっても好循環をもたらしたに違いない。秋には新音源もリリース予定。今年の彼らは精力的に活動します!

★SG
『Clover』
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