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吉田山田インタビュー②

2016/04/04

吉田山田

4枚目のオリジナルアルバム『47【ヨンナナ】』をデビュー7周年でリリース。それぞれの個性を持つ二人が共に紡ぐ優しくあたたかなアルバムを携えて、初の四国にやって来る! 
 
NEW AL47【ヨンナナ】NOW ON SALE!


LIVE! 
4/26(火)高知X-pt. 4/27(水)松山キティホール
4/29(金・祝)高松DIME 5/1(日)徳島club GRINDHOUSE 
●オフィシャルサイト http://yoshidayamada.com/


取材・文・写真/kasumi hamada
 

■各々で作詞作曲の曲もあれば、二人で製作する楽曲もありますよね。その場合どうやって仕上げていくのですか?それぞれの個性が混ざり合った『キミに会いたいな』とか『OK』とかが共作ですが
山田「この言葉気になるよねって相手に渡す場合もあります。ここ最近でまた改めて二人で曲作りを始めたんですけど、ここはよっちゃんに任せたほうが良いなというところがわかるようになったので、昔より渡しやすくなりました」
吉田「山田に作ってもらって、それを受けて結果として山田の言葉は使わないってこともあるんです。でもそれが二人の化学変化の良さで。お互い持ち寄ったものを必ず使わなきゃいけないってことじゃなくて、吉田山田として良い曲を作れたらそれでいいので。だから今作からは“吉田山田として良い曲が出来ればいい”という風にシフトしてきて。個性を極めたいと思った時期があったからこそ今があるなって」
■『母のうた』はリアルなお母さん像に、自分の母親を想って思わず泣いてしまいました。子も親も、お互いが幸せであることが何より大切なんだなって
吉田「自分がこの歳にして半分子供で、半分大人な感じで母親に接してしまう中途半端な感じも含めて、歌にしました。これは完全に吉田家の歌ですね」
山田「色んな家庭があるけど、“あと何年 あと何回”という歌詞は両親に対して皆思う事なんじゃないかなって。それって出来れば蓋をしておきたいところだけど、歌だから表現出来たんじゃないかなと」
■『押し出せ』はバンドサウンド満載のアッパーソングですね!“ネガティブ押し出せ”というワードに元気をもらえます!
山田「このフレーズはデビュー時にずっと座右の銘にしていた言葉で。ライヴで皆で一緒に発して盛り上がれる言葉がないかなと思ってた時に、このフレーズがすごく良い言葉だなぁと思ってサビにしたんです!人間誰しもダサくて格好悪い部分はあって、それはお前だけじゃないんだよって。それだけで救われる、そんな曲ですね。ツアーではギター一本でやる予定なんですけど、いつかバンドサウンドでも汗だくになりながらやりたいですね!」
吉田「山田はタンバリンを叩いて歌うんですけど、驚異の速さなのでツアーが終わる頃には右の上腕二頭筋が凄いことになっていそうです(笑)」
■『日々』はNHKみんなのうたで広く世に知られ、吉田山田の代名詞となる曲ですよね。『47【ヨンナナ】通常盤のボーナストラックに弾き語りバージョンが収録されています
吉田「『日々』は本当に実在したおじいさんおばあさんの話を忠実に歌にするってことを一番にテーマにして作ったんです。向かい合って大丈夫だよ、頑張りなよって言うんじゃなくて、おじいさんとおばあさんの話に僕はこう思ったって言っているだけなのに人が共感してくれたり元気になったりするって事が僕らにとっては衝撃で!こういう風に聴いて欲しいってあまり考えずに、周りの状況やそれを受けた時の感動を歌にしようという気持ちで作れるようになりましたね。これは今は全部の曲に言えることです」
山田「『日々』のアルバム収録は、まず弾き語りにしたってところが大きいですね。最近youtubeとかの動画サイトに『日々』の弾き語りを投稿する人が多いんですよ。それを観たよっちゃんがコードを教えてあげたいって言ってて。なので特典でコード譜も付いてます!」
吉田「今までは自分が動画を観る側だったので、僕らの曲を趣味で弾いてくれてる人が居るんだって嬉しかったです。そういう人に弾いてもらえるよう、僕が監修したかなり精巧な楽譜になってますね」
 
■そしていよいよ4/24から初の47都道府県ツアーが始まりますね!四国はなんと2箇所目の高知県からスタートです!
吉田「ツアーが決まった時は、体力的にも精神的にも不安だったんです。でもアルバムが完成して、このアルバムを引っ提げてのツアーだったらちゃんと胸を張って行けるなって!お客さんの目の前でステージに立っている姿が、その人にとって今までで一番良い吉田山田だと思うので。そういう意味でちゃんと二人の姿を見せて直接歌を届けられるというところで自信が湧いてきて、楽しみになりました。ライヴが続くと正直ステージに立つまでは体力的に辛いんですけど、オンステージになると帰り道の方が元気なんです!ステージに居ながら客席から色んなものをいただいていて、ライヴ終わると元気で眠れなくなるんですよ」
山田「最近ツアーとは別に都心から少し離れた場所でもホールライヴをさせていただく事があるんですけど、都心まで来たくても来れない人って結構居るんだなと知って。あと『日々』をリリースしてから、年配の方が人生で初めてライブハウスに来てくれるようになって!その一歩ってすごいなと改めて感じて・・・!そういう人達がいるライヴってやっぱり新たな風が吹くんですよ。それはデビュー7周年を迎えるにあたってもう一度感じたほうが良い風だろうなと思って。まだ僕らの事を知らない方も沢山いるので、これは僕らの進化や成長にとっても大切な4ヶ月になると思ってます」

■このアルバム『47【ヨンナナ】』を携えて、小さいお子さんから主婦層、そしてお爺ちゃんお婆ちゃんまで、本当に老若男女沢山の出会いがありそうですね
山田「ツアーは実際会って歌ってみた瞬間に歌が届いてるなって、この人達に僕らは支えられているんだと感じられる機会なので、それを存分に感じて帰ってきたいと思います!帰り道に自分の大事な人を思い返してもらえるような時間にしたいですね」
吉田「47県公演があるんですけど、本当に一つひとつ違うんですよ。何の準備もいらないですし、皆さんのそれぞれの日常の中に僕らが入り込めたら良いなと思って曲作りやステージに立っているので、一回来て、何かを感じてもらえたらと思ってます」
 
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