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ひめキュンフルーツ缶インタビュー【3】

2017/03/03

ひめキュンフルーツ缶 ----interview③
【左から 谷尾桜子、岡本真依、菊原結里亜】

 
■制作はツアーと平行して?
ゆりあ「そうですね。だから凄くその時の熱量も込められていると思います!」

■また参加バンドが凄いですよね!今をトキメク若手から大御所まで…筋肉少女帯?!人間椅子?!って所は二度見しましたよ(笑)
まいまい「確かに…名前は聞いた事はあったんですけど、どんな音楽やっているのかとかは知らなくて」
ゆりあ「実はレコードメーカーが一緒っていう…」
さく「調べました私も!(笑)オーケンさんが出てるTVとか観まくりましたもん(笑)」

■コラボアーティストは、今まで繋がりがあったり、レーベルメイトっていう所でオファーしたんですか?
まいまい「そうですね。今までひめキュンの激突バトルで対バンしてくれた方だったり、レーベルの先輩だったり…かりゆし58さんはまゆりん(奥村真友里)が好きでオファーしたら作って下さって」
ゆりあ「前川さん、本当に丁寧でいい方で…。めちゃ細かくギターのアレンジとかも直して下さったり、こだわって下さって」

■楽曲は特にこっちから何かイメージを伝えたわけではなく、バンド側の方で提案してくれたものなんですかね?
さく「まさにそうですね。ひめキュンが歌うっていう部分で皆さんそれぞれ提供して下さったんですけど、本当にそれぞれのバンドの良さというか色が凄く出てるなぁって」

■めちゃめちゃ感じました。ドラマチックアラスカから始まって…ねごとまで。皆さんいい味が出てましたよね。LUNKHEADなんかはもう…LUNKHEADでしかなかったですね!!
------ 一同「そうなんですよーー!」
まいまい「仮歌をなんと小高さんが歌って下さって…。もう完成されてました!」

■アルカラだけはカバーなんですよね?
ゆりあ「そうです。ただアレンジは違うんですけどね。対バンをさせて頂いた時に、アルカラの一曲をやってみる?!っていう感じでやったのが始まりで…。アルカラ主催のネコフェスにも出させて頂いたり。実は他の曲は大体一オクターブ上で歌ってるんですけど、この曲だけ原キーで歌ってて…稲村さんの凄さが分かりました(笑)」
まいまい「稲村さん本当凄いよね」
さく「キーが高いよね〜!」

■バンド側からこういう風に歌って欲しいっていうリクエストなんかはあったんですか?
さく「基本的にはそんなになかったんですけど、ドラマチックアラスカのヒジカタさんからは、攻撃的に歌って下さいっていうのがありました」
ゆりあ「ただ結構ご本人が歌って下さっているのもあって、感情が分かるというか…イメージはしやすかったですね」
まいまい「スッと入ってきたよね」
さく「ヒジカタさんもイメージ通り歌ってくれてありがとうって後から連絡を頂いて…嬉しかったですね」

■『Wake up! 眠りひめ』(筋肉少女帯)・『僕のポニー』(人間椅子)ってところは思わず二度見しました(笑)
ゆりあ「どうなる事か?!と思いましたけど…(笑)」
さく「『Wake up! 眠りひめ』はアレンジを宝塚とか、ディズニーっぽい感じにっていうのを実は又聞きしていて(笑)私もそういう感じで歌おうって。ミュージカルっぽいというか…。長老の台詞みたいな所があるんですけど、そこはもう思いっきりやらせて頂きましたね!」
ゆりあ「もう本当にこのアルバムの一番の聴き所です!個人的MVP!(笑) あと人間椅子さんのポニーは最初歌詞を見た時に世界観が凄過ぎて…悩んだよね(笑)」
さく「そうそう!ただひたすら草原にいるようなイメージで歌いましたけどね」
まいまい「難しかったね〜」

■今回はソロ曲が2曲あって、一つはまいまいの『Life Is All Right!』(Mizuki Masuda/ねごと)、そしてほのたん(河野穂乃花)の『ハヤオ』(挫・人間)。まいまいは、ねごとさんの楽曲に凄く合ってましたね!
まいまい「本当ですか!?ありがとうございます。空気たっぷりで歌うイメージが出来たので、今までとは違う歌い方でトライしてみました。あと個人的にはLUNKHEADさんの歌も気に入ってるんですけど」
ゆりあ「とても良かったです。この曲の色気みたいなものが凄く出ていて…まいまい色っぽくなったなって」
さく「外見だけじゃなくて内面も大人になったなっていうか、内面が歌に出るっていうのが凄くはっきり分かった一曲だったなって」
まいまい「今回無意識に歌詞に入り込んだなって思う事があって。こういう内容だからこういう気持ちで、こういう歌い方で…っていうのが自分でも出来たので、成長できたなって感じました」

■ほのたんのソロも衝撃的でしたけど…ミステイクをそのまま使うっていう(笑)
------ 一同爆笑
まいまい「そうなんですよ!最後に何か喋ってって言われて、え?え?あはは〜みたいなのがそのまま使われるっていう(笑)」
さく「しかも2テイクくらいしか録ってなくて、あえて音程も外したまま使ってたりして…本当に味ですね。ほのか味!!って感じの一曲です」

■容易に想像が出来たし、本当に可愛かったんですけど、個人的にはただただこのまま世に出していいものかちょっと考えましたよね(笑)
ゆりあ「分かります!なんかザワザワしますよね。これでいいのか?って。でもほのかだし、挫・人間さんだし、このユルさが凄くいいなって」

■しかも終わるタイミングを間違えるっていうね(笑)
まいまい「そうなんですよ。あれ?センキュー!みたいな(笑)ほのかのワンポイントがアルバムの中でも効いていると思います」

■実際演奏はご本人がやってくれた曲もあったりするんですか?
まいまい「ありますね。かりゆしさんは実際ギターを弾いてくれました。ドラマチックアラスカさんは全てバンド演奏です。挫・人間もドラム以外はメンバーの方で、LUNKHEADもドラム以外はメンバーの方々が、ガガガSPもそうですね…」

■なるほど、だからよりそのバンドらしさっていうのも出たのかもしれないですよね。でもこれだけ凄い方々の歌を、ひめキュンのものとして歌い上げているのが何はともあれこの作品の素晴らしい所だと思うんですが
ゆりあ「ありがとうございます!色んなバンドさんがそれぞれの個性を出してくれたっていうのももちろんあると思うんですが、ひめキュンが女性ボーカルだからっていう部分で、皆さん自分のバンドでは歌わない歌詞なんじゃないかなって。そういう部分も上手く相まってお互いの個性が出せた一枚になったんじゃないかと思います」

■素晴らしい!!うまくこの作品をまとめてくれましたね(笑)ただやっぱりこれだけ色んな曲調で、色んな雰囲気がある作品を歌うのは凄く難しかったんじゃないのかな?とも思うんですが…かりゆし58の曲なんかはレゲエ調だったり
ゆりあ「めちゃめちゃ難しかったですね」
さく「難しかったし、もっと出来たんじゃなかったのかな?っていう悔しさはありますね。デモが完成されていて、それだけ聴いていても凄く奇麗な曲だったので、レゲエをやった事がなかったっていうのもあったんですけど、ちょっと悔しさが残りますね。だからライヴに向けて仕上げて行きたいと思います!」
まいまい「純粋にレコーディングが本当に楽しかったので、早くライヴでやりたいって感じですね!」
ゆりあ「いい感じで成長を感じてもらえる作品になりました!」

■この作品を引っ提げた対バンリリースイベントも楽しみですね。実際に作ってくれた人たちの前で歌うのも…緊張感があるというか
まいまい「そうなんです!こういう形のリリイベって初めてなので楽しみではあるんですけど、初お披露目って感じもあるので緊張しますね」

■実際作った曲を本家が歌うってのも聴いてみたいですしね
ゆりあ「聴いてみたいです!」
まいまい「やってくれたら…嬉しいんですけど。ただ、ドラマチックアラスカさんと人間椅子さんは既にご自身のライヴでも曲をやって下さっているみたいで!」

■今後はSANUKI ROCK COLOSSEUMも控えていますが、増々ライヴが楽しみですね!
まいまい「はい!バンドの好きのお客さんは、特にダンスっていう部分ではあまり見た事がないと思うので目で楽しんでもらえるんじゃないのかなって」
さく「自分達のお客さんだけじゃなくて、対バン相手のお客さんをどれだけ取り込めるか!っていうのも勝負だと思うので、一人でも多く持ち帰りたいなって。仲のいいバンドさんだし、好きな皆さんだけど、そこはちゃんと競争心を忘れずに、やっていきたいなと思います」
ゆりあ「私たちの成長をきちんと感じてもらえる作品が出来たので多くの方に聴いて&観てもらえたら嬉しいですね!」
 
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