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オカダユータ インタビュー3

2017/04/06

■そのエピソードを聴くとこの曲がより愛しく感じますね。そんな『シリウス』ですが、プロデューサーに本間昭光さんを迎えられていますね

「今お世話になっている音響会社さんと、アレンジいただく方も関西の方が良いよねという事で本間さんとのご縁をいただいたんです。凄い物腰柔らかい方なんですけど、要求される事のレベルが高くて良い意味で緊張しましたね。しっかりしたものを出さないとOKは貰えないなという雰囲気がビシッと伝わってきて。『シリウス』は特に大事な曲なので、言葉一つひとつをリスナーがちゃんと意味を受け取れる歌い方であったり、メロディの伸ばし・止め、強弱について物凄くアドバイスをいただいて。初めて聴いた人にスッと曲が入るような歌い方になったというか。その辺はとても勉強になりましたね」

 

■なるほど。例えば歌詞の“おかえり”“ただいま”とかは、日常で当たり前に使っている言葉なのでより歌に親近感を持てました。初めて聴いても自分の歌に感じられるというか

「その部分、最初は“おかえりー”って伸ばして歌ってたんですけど、普段家で“おかえり”“ただいま”って言う時語尾は伸ばさないじゃないですか?なのでここは区切った方が良いなと、伸ばさないようにして。歌なんですけど、普段使ってる言葉だから言葉として生かそうと、そういうディレクションをしていただきましたね」

 

M2Your song』は昨年のMONSTER baSHでも一発目に歌われてた曲ですね!疾走感があって爽快な曲で! “「自分が嫌い」って言いながら 愛されたくて もう仕方がない”という歌詞は、きっと誰しもそうなんじゃないかなと共感しました

「僕もその歌詞がなんか好きで。僕は自分勝手というか、そういう所があるので他の曲でも同じような事を違う言い方にしてる歌があるんです。コンプレックスみたいなものがあるんですよね…よく見て欲しいんですよね、きっと」

 

■コンプレックスを敢えて曲に書き出していく事が多いんですか?

「そうですね。歌詞を書いて、一番最初に見る自分に言い聞かせてるというか。お前こうあれよ!って。『君をさがしに』も、もう一度お前を探しにいけよって自分に言う為に書いているような歌詞もあったりします」

 

■今日お話ししていて、物理的にも気持ち的にも私たちにより近い距離で歌を届けてくれているのだなと感じました。オカダさんにとって、改めて歌とはどんな存在なのでしょう?

「僕を初めて見つけてくれたお客さんとは最初は他人同士じゃないですか。特に自分がやってる弾き語りはそうなんですけど、その人と僕の間に歌があって、歌は架け橋だなっていつも思うんです。伴奏が架け橋になって言葉が歩いて行って、お客さんに届くのかなと思ってます。自分の事を歌っているのに、共感してくれて、キャッチボールが出来た時に“ありがとう”って気持ちになるんです。繋がったと思った時は、曲が報われたというか、幸せな瞬間ですね」

 

■それでは最後に四国のリスナーへメッセージを!

 「目標としては日本全国色んな人に自分を知って欲しいんです。でも四国にあまり足を運べていないのが正直なところで。だからこそ、四国の誰かにこういったインタビューやイベントで僕を見つけてもらうチャンスを一つずつ増やしていくしかないって思ってます!時間がかかるかもしれないですが、必ず名前聞いた事ある!って思ってもらえるように頑張るので…!まだ知らない方に会いたいです、早く」

 

END


 PROFILE

関西を中心に活動するシンガーソングライター。6年間の社会人経験後、ゼロからの再スタートを切る。ストリートライヴで磨かれた力強い歌声と、卓越したメロディセンスで彩られた楽曲が共感を呼び、幅広い年齢層からの支持を急速に集めている。また、Hey!Say!JUMP、川畑要(CHEMISTRY)、杉本有美らへの楽曲提供も手掛けている。昨年と今年の「SANUKI ROCK COLOSSEUM」、「MONSTER baSH 2016」に出演を果たした。

●オフィシャルサイト  http://www.okadayuta.com/

 

 

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