1. DUKEオフィシャル

よくあるご質問

怒髪天インタビュー【4】

2017/05/26

怒髪天----interview④
 
【左より 谷尾桜子(ひめキュンフルーツ缶) / 増子直純(怒髪天) / 岡本真依(ひめキュンフルーツ缶)】
 

■で、3曲目が『愛のおとしまえ』。これは増子さんが出演した舞台『サンバイザー兄弟』の劇中歌で、バンドバージョンにアレンジされています
増子「豪華になっているね。ストリングスがより良いバージョンになっているのと、りょうちゃん(女優:りょう)がピアノを弾き直してくれて。凄いなと思ったのが彼女はピアノを元々弾けたわけではなくて舞台でピアノを始めたっていう…。稽古の時に爪が割れて血だらけになりながらも毎日1ヵ月半ぐらいスタジオ入って、そこからまた家に帰ってピアノ弾いてたっていうから、TOSHI-LOWBRAHMAN)がノイローゼになりそうだって!(笑)(※りょうはTOSHI-LOWの妻)それでせっかくそこまで弾けるようになったんだから、一緒に音を残そうって話になって」

■なるほど。しかもこの曲は宮藤官九郎さんが作詞で、凄くいい曲ですよね
増子「そうなんだよね!芝居の最後の方に歌う曲で、紅白ぽい壮大な歌なんだよね」

■増子さんの歌の上手さを改めて実感しました!
増子「いやいやそんな大したもんじゃないんだけど。ただ、メンバーにも舞台を見終わった後どうだった?って聞いたら“歌うまいねー!”って。え?!今なの!てなったよね(笑)」

■そして忘れてはならないのが、素晴らしい曲を毎回生み出す友康さんの凄さですよね!舞台も楽曲は友康さんが担当されたんですよね?
増子「そうだね。友康は本当に色んなバリエーションの曲を作れるから。しかも早いんだよ!だからクドカンが凄く喜んでた。ただ、稽古に来れば来るほど曲を増やされるって。この場面にもちょっとこういう曲を…って(笑)」

■ひめキュンが歌う曲を作るっていう事に関してはどうなんでしょうか?
増子「友康も歌謡曲は大好きだからね。あと、いくら色んなバリエーションの曲を作れるって言っても、俺じゃ歌えない曲もあるから。そういうポップなものだったり、可愛いものだったりを作りたいっていう欲求もあるから。あと曲を作るのが本当に好きなんだろうね」
さく「レコーディングの時の友康さんの楽しそうな笑顔が本当に素敵で…。ギターとか音楽が大好きなんだなって」
増子「ただそういう時って瞳孔開いちゃってるからね!集中し過ぎて人の話全く聞いてないから」
------ 一同(笑)

■増子さんにとって初挑戦となった舞台を終えては、何か変化がありましたか?
増子「お客さんに向き合う姿勢っていう意味では変わったかな。バンドってホームとかアウェイとかって多少なりとも気になるんだけど、それが全く気にならなくなったね。舞台の時も誰を観に来てるとかそういうんじゃなくて、観に来てくれてる人の前で今日自分が出来る事を精一杯やり切るっていう事に集中するのが第一だよね。そこは凄く勉強になったね」

■改めて、ひめキュンのメンバーって増子さんにとってはどんな存在ですか?
増子「真摯に向き合っていこうと思ってるし、胸を打たれる存在というか、これからも真っ直ぐ進んで行って欲しいなって思うよね。それに対する協力は惜しまないというか。出来る事ってそんな大した事じゃないけど。あ、お金以外でね!(笑)」
-----一同(笑)

■私自身もひめキュンをデビュー当時から応援して来た身として、既に親心のようなものが芽生えていて…
増子「いや、実際そうだよね。そういう気持ちはあるよね」

■ただ、もし自分が異性だったとしたら、こんな可愛らしい子たちと一緒に居たら好きになっちゃうんじゃないのかな?!って
増子「あははははは。そういえばこの間、忘れらんねえよの柴田に、“あんな可愛い子たちと毎日一緒に居たら、好きになりませんか?”って言われてさ…もうね、そういう感情はとっくに越えてるんだよ!って。お前らみたいな悪い虫が付かないように見張ってんだよ!って(笑)ただね、もうそういうレベルじゃないよね、本当に親心だよね。しかしいつも元気いいよね…」
さく&まいまい「えー!ホントですか?!」
増子「いやいや、凄いよ。いつも元気ない奴と居るからさ…」
----- 一同(笑)
さく「元々私たちの一方的な想いで押しかけて行ったのに、恩返しだなんて言って下さって…。ただ、私たちも頂くばかりではなく、異文化交流じゃないですけど、何かしら貢献出来るといいなとは思ってます。ツアーを一緒に回ったっていうだけでなくて、そこから更に繋がれたっていうのは本当に嬉しいです。人としても人生の師範としてお付き合いして行けたらなと。第二のお父さんとしてもミュージシャンとしても私の前に居てくれる人だなって!」
まいまい「昨年、凄く悩んでいた時期にツアーをご一緒させて頂いて、温かく包んでもらえたっていう事が凄く大きいですね。それはもう感謝でしかないんですけど、じゃぁ私たちが何で恩返し出来るかな?って考えた時に、アイドルっていう位置に居る私たちの周りにも、もっともっと怒髪天兄さんたちを広めていきたいなって。きっとアイドルのお客さんたちにも共感出来る事って沢山あると思うので、そこを頑張りたいです!」
増子「俺はもうあの3人に優しくしてくれたって事に凄く感謝してる!俺はずっと心配してたから。基本的にモジモジしてるから。遠慮がちだし。シミ(Ba. 水泰次)なんかは酒飲まないと何言ってるのか声小さくて分かんないから!本当に3人に優しくしてくれてありがとうだよね」

■さて、怒髪天としてはこれからツアーがスタートしますが
増子「アルバムのツアーだと新曲が10曲くらいになっちゃうじゃない?今回シングルだから、懐かしい曲や、レア曲なんかがセットリストに入るんじゃないかな?俺も凄く楽しみにしてるし、色んな年代の楽曲を演奏する事でその繋がりなんかも楽しんでもらえたらいいんじゃないかと。絶対楽しいから仕事帰りにでも来てよ!本当に面白い形のシングルが出来て、俺ら世代には懐かしい、そして若い世代には新鮮な楽しい曲になってるから、ぜひともこれを聴いてライヴに来て欲しいなと!」
まいまい「新しいものが入ると、やっぱり批判的な感情も生まれたりするかもしれないんですが、歌ってる人も作ってる人も変わったわけではないから、とりあえず聴いてみて欲しいなって。食わず嫌いって本当に勿体ないというか、自分の世界を広げる為にも一回聴いて欲しいです」
さく「ライヴハウスでライヴを観るっていう文化ってもっと広げていけるんじゃないかって思っていて、香川のうどんの文化みたいに、人々に根付くような音楽シーンに拡張していけたらなって。その中でも怒髪天ってやっぱりこれぞライヴバンド!っていう存在だと思うので、二の足を踏んでる方がいらっしゃったらぜひ一度ライヴを観て欲しいなって思います」
 
 
---------------END---------------
 

よくあるご質問