サイダーガール インタビュー!3
2017/11/01
■順番が前後しますが、M5『メランコリー』はMVでイメージガールの池間さんがキュートなダンスを披露されていますね。聴いても観ても楽しいダンスナンバーです!
「ダンス可愛いですよね。MVには顔を出さない僕たちの代わりにイメージガールの池間夏海さんに出演していただいていて。『メランコリー』は最初、デモを聴いた時にこれはサイダーガールって言えるのか?って思ったんです。でもアレンジしてスタジオで合わせてみるとサウンド的にも挑戦出来て、結果的にアルバムに入れて良かったなと思いました」
■MV繋がりでいうと、M2『メッセンジャー』のMVではライヴシーンをメインに、メンバーの皆さんの演奏シーンが沢山映っていますよね!疾走感のある楽曲で、この速さがあるから“これまでの自分を今日で終わりにしよう”というメッセージがより引き立ちますね。
「この曲は歌詞が全然書けなくて、もう書けない事を歌詞にしようと思って。だから自分の焦っている感じと疾走感が凄く出ているなと思います。今まではボーカルにコーラスも全部録ってもらう事が多かったんですけど、今回はこの曲や『なまけもの』の追っかけや、シンガロングも皆で歌ったりだとか、アルバムの各所でメンバー皆の声が入っています。これは今回出来た新しい挑戦ですね!」
■M10『Fourside Moonside』はTVアニメ「縁結びの妖狐ちゃん 月紅篇」のエンディング・テーマ曲という事で。シンプルで直球なピアノバラードで驚きました!これはYurinさんが作詞作曲ですね。
「はい。デモの段階からピアノが入っていて。インディーズの時に出したYurin君のバラードが好きだったので、アルバムにもバラードを入れたいなと思って。実際にスタジオで合わせる時は僕がピアノを弾いてみました。バックにアンビエントっていう雨の音を入れたり、ピアノからバンドが入ってストリングスが入って、どんどん音が広がっていくところがアニメに合っていたのかなと思います。アニメ制作の方にこの曲を選んでいただけて凄く嬉しいです」
■最後になりましたが、アルバムタイトル『SODA POP FANCLUB 1』に込めた意味とは?
「僕たちが好きなNUMBER GIRLというバンドの『IGGY POP FAN CLUB』という曲からアイディアをいただきました。サイダーガールというバンド名も実はNUMBER GIRLからなんです。これから先もバンドを続けて、サイダーガールが次のフルアルバムを出せますようにという意味も込めて最初から“1”と付けました。今はドラクエに並ぶのが目標です(笑)」
■さて、このアルバムを携えて11月18日からいよいよ全国ツアーがスタートします!
「バンド初の最長ツアーです!高松でのライヴは今年4回目になるんですけど、やっと今回自分達のツアーで来れます!アルバムでより色んな人に知ってもらいたいし、今度はライヴ会場の僕たちを知ってもらいたいという気持ちが凄くありまして。もっと皆と一つになりたいし、アルバムの曲を早く聴いて欲しい気持ちが強いので、凄く楽しみです!」
■『メランコリー』では踊っちゃいますか…!?
「『メランコリー』は演出もちょっと考えていて(笑)簡単な振り付けを皆で踊れたら良いなと思います。高松に来る度にうどんを食べて、そのうどんで出来た曲たちが入った『SODA POP FANCLUB 1』を引っ提げてまた帰って来ます!うどんで育った僕たちの音楽を楽しみにして欲しいなと思います!」
うどんパワー溢れる12月のライヴ、楽しみにしております!ありがとうございました!
PROFILE
シュワシュワとはじける炭酸の泡は爽快感、その泡はあっという間に消えてなくなってしまう儚さ。そしてどんな色にも自在に変化していく。そんな“炭酸系サウンド”を目指し、2014年5月、Yurin(Vo.&Gt.)、知(Gt.)、フジムラ(Ba.)で結成。2016年2月、タワーレコード限定発売の2nd Mini Album『サイダーの街まで』がスマッシュヒット。その後の全国ツアーでは各地でソールドアウトをたたき出し、今年7月26日にSG『エバーグリーン』でメジャーデビュー!
●オフィシャルホームページ http://cidergirl.jp/