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ひめキュンフルーツ缶インタビュー【2】

2017/03/03

ひめキュンフルーツ缶 ----interview②
 【左から 谷尾桜子、岡本真依、菊原結里亜】

 
■ひめキュンの“魅せる”っていうのは具体的にどういう感じなんでしょう?
さく「勢いだけじゃなく、場を支配出来るような空気を前より作れるようになった事ですかね。それは『天国ギミック』のツアーがしんどいながらも乗り越えられたからこそ得られたものだと思うんです。その手探りの一つ一つが積み重なって私たちのライヴとしての実力になったと思うので」

■もがきながらも精一杯向き合って来たからこそ得られた結果なんでしょうね。だから怒髪天とも繋がれたというか…どういう経緯で怒髪天兄貴とのコラボが実現したんでしょう?
さく「元々一方的に私がファンで。サロンキティでライヴを観た時に凄いバンドがいるんだ!!って衝撃を受けて、それをずっと公言してたんです。そしたらスタッフさんの中に知り合いの方がいらっしゃって…繋がり、繋がって、何と曲を書いてもらえると!!それに留まらず、一緒にバンドを組むっていうところまで発展して行ったという…」

■いやぁこれは本当に凄い事ですよね。私も怒髪天兄貴大好きですけど、正直最初はひめキュンと怒髪天?!っていうのにびっくりしたんです。でも実際『伊予魂乙女節』を聴いて、今回2/15にリリースされたミニアルバム『脳天ドロップ』のボーナストラック(『酒燃料爆進曲』2016.12.24 LIVE)を聴いたら、納得しましたよ!このコラボ凄くいいなぁって!
----- 一同「うわぁ〜!ありがとうございます!!」
さく「より空気感とかライヴの臨場感に合わせた歌い方だったり、歌わない所では場を煽ったりして、その時のアドリブで上手く魅せられるようになってきたというか…そういうのが楽しいっていう事にも気付いたりして。今まではダンスをきちんとやらなきゃいけないから出来ないみたいな、暗黙の了解があったというか。でも今は個々で感じた事を表現していくようになったっていうのも大きいですよね。ボーナストラックの酒爆ではそんな皆の個性が凄く出ていると思います」

■そういうのを引っ括めたものがひめキュンの“魅せる”っていう事なんでしょうね。しかしオラオラのひめキュンには萌えましたよ〜♡
------ 一同「きゃぁ!!嬉しい!!」

■実際、怒髪天(増子さんは舞台があり欠席の為、坂さん、シミさん、友康さんの3名)と一緒に全国ツアーも回ったと思うんですが、どうでした?
まいまい「と・に・か・く、楽しい!楽しい!って言ってて…充実感に溢れていましたね」
さく「安定感が凄いので…私たちは乗せてもらってる感が強かったです。私たちも逆に楽器隊の皆さんを乗せたかったなって。でも友康さんはダンスの地響きでテンションが上がって、もっとギターを早く弾かなっきゃって思ったよって仰って下さって。ただ私たちが教えて頂いてばかりだったので、そこをもっと成長しないといけないなって思ったし…」
ゆりあ「もらってばっかりというか…ね。皆さん本当に仏様みたいなんですよ!!素晴らしい方達で。上に行くってこういう事なんだなって」
まいまい「だからいろんな人に愛されるんだろうなって」
さく「あと『キラーチューン』っていう曲のラップの前に、いつもは入ってないギターの音が入っていて、それがめちゃくちゃカッコ良かったので、友康さんこの音凄くいいですね!って言ったんです。そしたらそれ、実は失敗して音入れちゃったんだよって。でもその音を入れる事でテンション上がるんだったら次から入れるよって言って下さって…本当に仏様〜!ってなりました(笑)」
まいまい「私も『モラトリアム』のCメロが、今まで生バンドでやるとどうしても歌えなかったんですよ…。でも怒髪天の皆さんがじゃぁこういうやり方でやってみようかって何回も何回も試して下さって…、で、ギリギリ歌えるようになって」
ゆりあ「2〜3年くらい苦しんでたよね」
まいまい「そう。一回も成功した事がなくて」
さく「独特のリズムだから難しいんだよね…」
まいまい「スチャ・スチャ・スチャ・スチャっていうリズムのチャをオンカウントで取っちゃってて…。それが染み付いてしまって出来なくて。本当に何回もリハーサルに付き合って下さって涙が出ました。もの凄く上の方たちなのに、同じ目線に立って下さって」
ゆりあ「なのにずっと俺たちなんて!俺たちなんて!って仰るんですよね。何か申し訳なくって」
まいまい「同じ楽屋だった時も、私たちに気を遣って中に入ってくれないんですよ。寒いのに皆階段に座ってらっしゃって。どうぞ入って下さいって言ったら、キラキラし過ぎて目が潰れちゃうって!(笑)」
------ 一同爆笑

■ただ、私も怒髪天兄さん側なのでその気持ちはすっっごくよく分かりますね!(笑)私もそうすると思うし、きっと、その方が皆さんも楽だったんですよ
さく「ね。逆に気を遣わせ過ぎてもいけないなって思って…」

■でも増子さん始め、怒髪天の皆さんも凄く楽しかったんじゃないですかね?
まいまい「この間も対談させて頂いて…やぁ〜頑張ろうね!って(笑)」
さく「後継者的な感じでも言って下さって…」
ゆりあ「俺らを継ぐバンドはいないと思ってたけど、まさかひめキュンが俺らの後を継ぐとは…?!みたいな感じで言って下さって。えぇ!!後継者?!って」
まいまい「死んじゃう!!ってなりました(笑)」

■さて、そんなコラボがあったからこそ生まれたんじゃないかという今作『脳天ドロップ〜Present For HIMEKYUN〜』がリリースになりましたが。全曲バンドによる提供楽曲で校正されるという…ひめキュンにしかできない素晴らしい作品ですね!
------ 一同「ありがとうございます!」
さく「無頼缶ツアーがあったからこそ、いい流れで作品をリリースする事が出来たし、皆さんにも単なる企画モノっていうよりは、ひめキュンってこういう繋がりもあるんだなって、より伝わりやすかったのかなって。歌にも力強さを投影出来たし、ひめキュンがまた一歩成長した姿を皆さんに感じて頂ける作品になったと思いますね」
 

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